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まえがき

 皆様は、『クトゥルフ神話』或いは『クトゥルー神話』などと呼ばれる作品群が存在するということをご存知でしょうか。概要の説明は諸々の書籍やウェブページなどにお任せするとして、まずはこの物語がその『クトゥルフ神話』をモチーフにした推理小説である、ということをおことわりしておかなければなりません。ありていに言ってしまえば、この物語は「まともではない」のです。

 先ほどから言及しております『クトゥルフ神話』には、かつて地上を掌握した者――数多の異形なる人外生物どもが登場いたします。しかし、推理とオカルトとは、本来決して相容れることのないものです。ですから、本作をお読みになる場合、異形どもの存在を考慮したうえでの、いわば「無謀な推理」をしていただくこととなります。

 このように『ノックスの十戒』や『ヴァン・ダインの二十則』に抵触すること甚だしい本作ですが、実のところ本作の主人公もまた、異形に対する知識のない一人の人間にすぎません。

 何も情報を持たず、主人公と同じ目線で怪異に挑むもよし。多彩な情報媒体を駆使し、物語に潜む異形の姿を暴き出すもよし。「こんなものは推理小説じゃあない」と、怪異そのものを否定するもよし……

 全ては、読者の方の自由です。

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