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新サキュレス物語09B(時の魔人とウェナス編)

作者:淫魔の使い
「中央神アラル」が、この世界の巫女で有る「蓮沼シロ」に、命じました。「シロよ。良くお聞きなさい。〝神の振り子″が〝神界のアンバランスの解消″が、出来る位置まで戻りました。この位置で有れば、我々の力だけでそれを、解消することが出来ます。良いですかシロ。我々の力のみで、それを行うのです。」

そして「神の振り子」が、設置された「中央神の世界」で「神界のアンバランスの解消」が、終わりを告げました。次に神は、彼女に言いました。「祝いなさい。宴を挙げなさい。」それは古(いにしえ)の時代に、その振り子が設置されたときに、祝賀を催してくれた、神々の「初めてのファミル」で有る「立会人(ウェナス)」達を、呼び戻して、再び祝賀を催すことに、成りました。神々は「それを見て共に楽しみたい」と、考えました。蓮沼シロは「時の魔人」を呼ぶと、ウェナスを集める指示を出しました。

「神界のアンバランスの解消」が、終わりを告げると「右側神の世界」の対極に、位置した「左側神の世界」に、その余波が襲いました。それは「神界のバランス」を、維持する為の現象でした。これから「左側神の世界」では「右側神の世界」と、同じような「世界の再構築」が、始まろうとしました。その世界では、この「余波の影響」に依り「バーデン(厄介事)」が、続出しました。

その世界では「時の魔人リアネス」と「妖精アイリス」を中心として、問題の解決に奔走しました。それでも手が足りない場合には「中央神の世界」に居るウェナスに、協力を仰ぐことに、成りました。かくして「左側神の世界」のリアネス達は「鳴神蜃気郎」の助言を頼りに、混沌とした世界の再構築に、対処する「デュデス(役割)」が、新たに与えられました。

☆本作は「完全版」の前半部分12話のみで、構成されたBシリーズの1つです。「第2章_神界のアンバランス解消編」の第4作品。(全32話)から。
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