選挙の投票率は低くてもよい?
私は、選挙、行きますよ?
選挙の投票率。
たしかに、あまり低くては、結果に反映された全体の意思の割合まで低くなるため、あまり好ましいものではないと言えるでしょう。
ですが。
投票率が低いからこそ、意義のある結果を見せる選挙もあると思うのです。
現状維持でいいやと、惰性をこそ妥当性としているかたのなかには。「満足」でなく、「無関心」がその根底にあることも少なくないはず。
そういったかたは、「べつに変えたいわけでもないから、そのままでいい」だけでなく、「変わらなくていいから、わざわざ投票しなくてもいい」となりやすいのではないでしょうか。
投票率がさがって、実際に投票にいかなくなるのは、こうしたかたたち、からでしょう。
「このままじゃいけないから、変わるように投票をせねば」と考えてるかたは、明確な意思をもって、投票にむかうはず。投票率の低下に、こうした層の投票数が、それほど大きな影響をうけるとは思えません。
すなわち。
投票率の低下は、明確な意思をもって投票するものの率を、全体の投票数のなかで上昇させるという結果になるかもしれないのです。
もちろん、現状維持を望むことをすべて「惰性」でかたづけるつもりもないですし。
「惰性」だとしても、それ投票の意思決定基準にすることが、とがめられるべきことだとは思いません。
たとえば、不信任のばあいで考えてみると。現状で首を切られていない時点で、著しく妥当性を欠くとは言えないという証明でもありますしね。
まあ、特定の選挙で。
なんらかの変革的な結果がうまれたとするならば。
そのとき、投票率が低かったとしても、それがむしろ功を奏したと考えることもできるかと。
それだけ。
しっかり調べて、投票したとは言えませんが(汗)