表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/28

幸せは当たり前の日常。

大学に入学して2年目。

高校2年生から付き合っている彼と付き合い始めてもうすぐ2年半になろうとしていた。

節目になるからお祝いをしなくてはならないなと思い、たくさん練習してきた料理のレパートリーを頭に並べて行く。

彼の反応が1番良かったのはどの料理だったかな。男の人だからガッツリ食べられるものがきっといいだろう。そう思いながらスーパーに立ち寄った。


「記念日はハンバーグ」なんとなくできてきたルール、そのルールに沿った買い物には新鮮味なんてなかった。でもそれが私の幸せだった。頑張って作った料理をなんてことないテレビを見ながら2人でたべて、そのあと2人でゲームをして眠くなったら眠る。お互い学生で忙しいこともあったけれど、それは会えない時に消化して、会えた時には家事に勤しむ。時に自分が彼のお嫁さんになった気がして少し浮かれていた。


私は世界でいちばんな幸せ者だ。

親にも私たちの交際は応援されていたし、このまま本当に結婚するのかも。そんなことを考えると胸がおどる毎日だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ