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王国の守護龍伝説  作者: 龍一
2/2

遭遇



仕事の関係で遅くなりましたが更新できました。


話しそのものは何がしたいのかよくわからないような感じですが大目に見てください!

【・・・私はこんなところに封印されていたのか。まぁいい、それよりもこれからどうするかだな。我の姿を見て騒がれるかもしれんから人化でもしておくか】



 そう言った途端ヴァルディウスの巨大な体を黒い霧のようなものが多いはじめ晴れた頃には完全に人間にしか見えないヴァルディウスの姿があった。



「無事成功したな。久方ぶり故に失敗するかもと思ったが案外できるものだな。さて、今のこの世界はどうなっているのか見てみるとするかな」



 最初に言っておくがヴァルディウスは男口調ではあるが女だ。龍であるからメスと言ったほうが正しいかな。


 そんなヴァルディウスは現在の世界を見るために歩き始めた。



「ん?血の臭がするな。何者かが戦っているのか?」



 歩き始めて数分後、血の匂いとともに悲鳴が聞こえた。同時に何かの唸り声もだ。察するに人間か何かが魔物のたぐいに襲われているのだろう。しかし、ヴァルディウスにとっては些細なことであり助ける義理もないため無視して進む。


 だが、相手はそれを許してはくれないようだ。



「た、助けてください!」



 襲われてるであろう人間から助けを求められた。それと同時にその場にいる全ての者がヴァルディウスに振り向く。


 その直後おそらく小型のウルフであろう魔物が怯えだす。そして、我先にと逃げ出した。



「え?な、なんで!?」


「わからんがどうやら助かったようだな。そこにいる女、誰だか知らねぇがありがとよ!」


「・・・私は別に助けたつもりはない。だが結果的に言えば私が来たことによりお前たちは助かったのであろうな。まぁそんなことはどうでもいい。私は先に進ませてもらう」



 ヴァルディウスが歩み始めようとするとに先ほど助けを求めてきた人間が声をかけてきた。



「本当にありがとうございます。貴女の言う通り、例え貴女に助ける気が無かったとしても結果的に私達は助かりました。ところで貴女はどちらに向かわれているのですか?」


「まだ決まっていない。適当に旅をしてあるだけだ」



 無論嘘である。ヴァルディウスはつい先程封印から目覚めたばかりであるため目的地どころがいま自分がどこを歩いているのかさえ分かっていない。



「それでしたら私達と一緒に行きませんか?」


「何故だ?一緒に行ったところでお前達に得はあるのか?そもそもお前は誰だ?」


「名乗るのを忘れてました。私はミリル=ロードリア、ロードリア王国国王の娘です」


「なるほど。しかし、悪いが私はまだ旅を続けさせてもらいたいのだ。もし機会があればロードリア王国とやらに顔を出そう。それではダメか?」



 目覚めてすぐひとつの国に留まりたくはなかったヴァルディウスが困って笑みを浮かべながらそう言うとミリルは少々残念そうな顔をしたが頷いた。


 ミリル一行と別れてから盗賊やら魔物やらが襲ってきたが当たり前のごとく蹴散らしていった。


 この後ヴァルディウスはたくさんの国や村を歩きまわり色んな事を知り、人間やその他種族の事を深く知ることができたのだった。


 



次の更新はいつになるかわかりませんが頑張ります!

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