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第一話



地球の小さな島国、日本の山奥にある小さな村集落に

その一族は争いを好まず。食べる事・寝る事・楽しい事が大好きで平和と安定を愛し。のんびりと…いいや、のほほんと一族力をあわせて半自給自足で幸せに暮らしている。


この一族、()朝倉(あさくら)と言い。

一族老若男女問わず、皆150cm台の小柄な身長になり。

見た目も小柄でか弱そう。無邪気で可愛らしい、小さく儚げ(はかなげ)等々。

食べてる姿が子リスみたい、小兎や小動物の食事風景に見える等。一般の同い年の者達よりもかなりちまっとした小柄な体格で

顔立ちもお肌スベスベもちもちで、全体的に幼く。愛らしいベビーフェイスの者が多く。

性格も基本、心根優しく。見た者全てが無条件で助けたくなるような小動物系や癒し系ばかりのちまっ子一族になる。


そして、この一見(いっけん)人畜無害そうなちまっ子ばかりの朝倉一族。

こう見えて結構(きも)がすわっていて、様々なファンタジー溢れる歴史が有り。長い歴史を遡れば


・先祖には怪我をしていたり、困っていたりした所を助けた天女や鬼や人魚、天狗等々と恋仲になり。夫婦(めおと)になった一族の者達がいて

その血が脈々(みゃくみゃく)と一族に流れており。まれに先祖返りが産まれる事があるとか


・村近くの大きな滝壺に村の一族の若者が山菜取りの途中に休憩に立ち寄った所。滝壺に住む龍神様に一目惚れされ。是非にとお嫁に貰われて行った者がいるとか


・さる偉い、それは偉い神様の長女様と異世界に駆け落ちした者がいるとか


・『緑の手』とも言われる。植物を育てるのが、とても上手な者達が多い一族になり。

基本、村の野菜等は無農薬でとても美味しく。村の周辺には果実をつける木や山菜等が数多く自生しているとか


・実は妖怪の里との交流があるとか


・妖怪の里との交流のその初めは、親熊が近くにおらず。かなり衰弱した子熊を山で見つけ保護。

ある程度一匹で生活できるまで育て山に帰したら、必ず村に帰って来て、毎回山に帰すのが可哀想になり。性格も大変大人しく。

保護してから一度も村人に危害をあたえたこともなく。


保護した家が、たまたま肉嫌いの甘党のベジタリアンだった為。子熊もいつしか同じ味覚になっている事もあり。

これからも村人に危害をあたえる心配もなさそうだし。

どうやら村人の言葉を理解し。農作業や力仕事を率先して手伝ってるくれるし。

(ちなみに無料で働いてもらうのは気の毒と、熊五郎どんに手伝ってもらった際は、必ず収穫した新鮮野菜や果実をお駄賃に渡す事に村で決まっている。)


そうして、村人から『熊五郎どん』(くまごろう)と呼ばれながら仲良く暮らしていると

いつしか熊五郎どんは、四足歩行から二足歩行で生活しだし。

村の畑を荒らす猪や猿が最近来ないなぁと思っていると、村の裏山のボスになっていたり。

熊なのに、自分の畑で作った野菜や果実を村人と物々交換して自給自足の生活してたり。

熊五郎どんは長生きだなぁと思っていると、妖怪にレベルUPしていて、人間みたいに人型や人間の言葉をスラスラ話し出してたり。


今では、はぐれ妖怪や噂を聞いてやって来た妖怪、妖怪と人間の夫婦、妖怪と人間との間に生まれた子達が集まって出来た。妖怪の為の小さな妖怪の村を朝倉村集落の近くに築き。

そこの村長をしながらノ~ンビリ養蜂を生業に、今もなお朝倉村と交流を持ちながら幸せに暮らしているとか


・元々は都で力の有る陰陽師や巫女を数多く送り出した一族であったが あまりの人間関係や権力争いに嫌気がさし。

都から人知れずトンズラして、人に見付かりにくい山奥へと様々な術を使い。隠れ里を築き上げたとか


まだまだ普通の人が聞いたら嘘だろうと思う。かなりぶっ飛んだ。ファンタジー歴史が有る。摩訶不思議で可愛いちまっ子一族である。




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