一章登場機体設定
機体名
EAGLE
型式番号
RERC‐A001
製造開始年
F231年
解説
RERC社開発の強襲近接型のBHF。高い機動力による強襲、近接武装による一撃必殺をコンセプトに、性能を追求した機体。
『強襲』するために必要な加速力。瞬間攻撃力を高めるための強力な近接武装。継戦能力を向上させるための回避システムを柱に設計された。
慣性による機動力の低下を防ぐために軽量化を徹底しているため、機体重量は通常の機体の三分の二程だが、その分パワーが低下している。
装甲が薄く、防御用の武装を持たない本機には、その脆弱な防御能力を補助するために自己進化型危険感応システムと言うシステム武装を備えている。
これは、戦闘中の環境データを記録し、その情報を基に敵機の攻撃を予測すると言うものだ。
戦闘を積み重ねるごとにその精度は増していき、機体とパイロットに最適化されていく。
また、機体とパイロットに最適化されて行くという性質上、機体間のデータの交換やフィードバックは好まれない。
強襲近接型の機体としては非常に完成度の高い機体となっており、同年代に開発された機体が現役から離脱していく昨今でも、いまだにその性能はレジデント国内の機体の中でも上位に位置している。
レジデントの英雄、シィレイ・アナクロスが搭乗していた事から『英雄の機体』として知名度が高い。
しかし、性能がピーキーなため扱いこなせるパイロットが少なく、その生産数は人気の割に少ない。
作中の主な搭乗者はリレイ・アナクロス。
装甲材質
軽量型カーボンナノメタル
武装
・斥力刃剣
斥力場を放出する金属物質、リパルライトを刃の部分に用いた近接用武装。
リパルライトから発せられる斥力を切断力とすることで、重装甲のBHFすら容易く切り裂くことが出来 る。
しかし、リパルライト自体が希少な資源である為量産化は難しく、また大型で携行性も低いことか ら、汎用的なBHF武装とは言い難い。
両腰のアーマーが鞘の役目を担っており、未使用時にはそこに格納される。
両腰に一本ずつの、計二本を装備。
機体名
PEARLTEAR
型式番号
RERC‐B002
製造開始年
F237年
解説
RERC社が開発した、高機動射撃型のBHF。慣性制御機構による変則的な機動と状況に応じて使い分けられる射撃武装を備えたマルチレンジ射撃をコンセプトとしている機体。
RERCの技術研究部門で長年開発されていた、リパルライトを用いた慣性制御機構の実用化に伴い(実用化されただけで完全に完成したわけではない)その有用性を示すために製造されたため、生産性を度外視した高性能を有している。
また、初の慣性制御機構を備えた機体という事で、製造開始から時間が経っておらず、数も出回っていない現状でも高い知名度を誇る。
全身のフレーム設計には、剛性に優れていたイーグルのものを参考にしており、その見た目はかなり似通ったものとなっている。
しかし、イーグルのフレームが四肢の取り換えが可能なエクスチェンジ・フレームなのに対し、パールティアーのフレームはさらに剛性が高く、可動域も広いフルボディ・フレームで再設計されており、完全に同一のものとは言えない。
背面の肩甲骨のあたりからは慣性制御機構の中核を成す装置が伸びており、これが破壊されると慣性制御をすることが出来なくなる。
推進系が慣性制御機構に頼り切っていて、スラスター類は必要最小限しか存在しない。そのため、慣性制御が不可能になると極端に移動能力が低下するという弱点を持っている。
作中の主な搭乗者はアデル・フェニーニ。
装甲材質
カーボンナノメタル
武装
・陽粒子狙撃銃
加速器を用いて陽電子を射出し攻撃する、狙撃銃形態の荷電粒子砲。陽電子の収束率を高めることで 長射程、高貫通力を有しており、その一撃は大抵のBHFを一射で中破に追い込むほど。
背中に縦一文字に走るマウントレールに一丁を装備。
・陽粒子短銃
加速器を用いて陽電子を射出し攻撃する、拳銃形態の荷電粒子砲。陽電子を収束せずに拡散させるこ とで、命中率と連射能力を向上させている。その反面威力は低く、装甲部分への被弾ではほとんど有効 打とはならない。
取り回しの良さと携行性を意識したデザインになっており、その扱いやすさから多くのBHFに装備され ている。
両腰のマウントポイントに一丁ずつの、計二丁を装備。