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知恵の木の森の中で  作者: 竜丸
10年 11月
14/17

地下鉄、道路、歩道橋、上空 立体交錯点 (5)

     6-2


 部屋の中を真っ暗にするのは難しい。夜でも、外の光、街灯や月明かりが差し込んでくる。一番簡単な手は、窓を作らない事。箱を作れば、外からの光に左右されなくなる。

 机四つの部屋に大人数が集まる。薄明かりの中、老若男女が同じ資料に目を通していた。

 大学の講義なら服装は様々、高校中学なら制服が多い。スーツの人ばかりという事は、ここは会社か何か。学生と言われても違和感がない子もいるが、教室ではなさそうだ。

 外と中を繋ぐ扉は一枚だけ。廊下は明るく、扉が開くと差し込む光に皆が振り返った。

「種無しのおっさんまでいるのか」

 揺れるポニーテル。可愛い女の子がそこにいるのではなく、玻璃硝太が入ってきた。

「あのなぁ、いきなりそう言うな。まるで男もそうみたいじゃネェか」

 冗談は嫌いじゃないのか、微笑んで横に並ぶ。

「違うのか?」

「あたりめぇだろ。男の方はバリバリだ。なぁ霧子ちゃん、今晩試してみるかい?」

 がさつそうな男、剛谷が横に座っている小さな、小学生に見える女性に笑いかけた。この女性の他にも、仕事をしに来ている大人と混じっているのが不思議な子が数名いる。

「悪いけど、今好きな人いるんだ」

「そうです。この間配属された方に、姉様はメロメロなんです」

 凸凹な二人、身長も体の曲線も、まるで違う二人は霧子と蛍。

 蛍は硝太から一番遠い席に座っているが、二人を飛び越して頭を下げて挨拶をした。

 流れを作ったわけではないが、結果、話の中に入ることになった霧子の視線は剛谷で止まる。

 嫌いな食べ物が入っていたなら、子供は見るのさえ嫌がる。彼女の態度は、背格好からしてばっちり似合う幼さで、好き嫌いで選り分けた。嫌いのカテゴリーに硝太を分けている。

 無視をされた。嫌いですよと態度で示された。喋っていた人物の横、硝太からすれば斜め横に当たるので視野の中には入っている。割り切りは必要だが、ここまではっきりと示されては気分はよくない。

 悪くなる机一つの空間。お互いに嫌いだと明確に示していると、意外にも当人同士は平気だったりする。片方が好きだったりすると面倒になるが、こんな風に壁を作っていると、目を合わしているのに二人の瞳にはコンクリートか、レンガが映る。気まずくもないのだが、堪らないのは周りにいる無関係な人だ。

 この空気に気まずさがあるのは話を振ってしまった剛谷。下手に話し相手を広げたからこうなった。会話を二人の中で完結させれば、綺麗に終わっていた。

 不味い。座り心地が急に悪くなった椅子の上で、右のお尻に体重を寄せて、話題を変えた。

「そうだ、お前、あの橋本捕まえたそうじゃねぇか。どんな手使ったんだ」

 ホットな話題は時期を間違えば酷い目に合う。話がツマラナイ人、感覚の遅れている人、アンテナが鈍い人。服装、芸能情報、他諸々、日本は周りに流されやすい人が多いので、すぐに新しくなる。生きづらい世の中だ。

 日の当たる世界の住人ならこんな事もあるが、ここは部屋同様に暗い道の住人しかいない。橋本康人、大物の恵種を捕まえたとなれば、数年語られてもおかしくない。

 捕まえた張本人も、さぞ鼻が高いはず。完璧に話題を変えられたと思って胸を撫で下ろそうとした剛谷の視線の先では、笑っている硝太がいる。よかったと頷いている間、目を閉じてしまった。何秒だ、どれだけ腕のいい職人でも、一杯のうどんに入れる青ネギのみじん切りすらできない、ほんの少しの時間、世界を見なかっただけだ。

 次に開いた時には、小川に入ったと思ったのに大海原を漂っていた。

「霧子に体で嵌めてもらった」

 ど真ん中、関係が悪化した一番の核心をついていた。

 厚みがあった壁を軽々と越えて霧子が睨みつける。それを立っている分頭が高い場所から見下す。

 間に座る形の剛谷は、視線を遮るように体を前に出せず、より見えやすいように自然と上体が後ろに倒れていた。

「そうだ、後藤。お前が会いたがっとった少年の恵種が来たぞ」

 斜め前の机で、かぶりつくように資料を見直していた警察官、後藤がもう一人の歳を取った警察官、田中に声を掛けられた。

 心肺機能がどれだけ上がっても、体を動かせば息は上がる。機械でも、優れた性能を誇っていても、動かせば熱を溜めこんでしまう。人間はさらに特殊で些細な事で息が上がってしまう。代表例は、緊張。胸の中で必死で心臓が血を巡らせれば巡らせるほど、落ち着けようと呼吸を何度も繰り返す。そのうち、全力疾走した時と変わらないほど息が荒れてしまう。

 ずっと座っていた後藤も、緊張感から息が上がっていた。視野も狭く、コンタクトレンズすらつけたことがないのに、吸い込む鼻息で持っている資料がシャッターを閉じるように塞いでしまいそうになっている。

 かけられた言葉なんて聞こえているはずがない。おいと田中に肩を持たれて、寝てたところを起こされたように慌てて横を向いた。

「はい! な、なんですか」

 がちがちに資料を掴んでいた。指の中で両端の文字が皺くちゃになっている。汗の量も尋常じゃなく、指から離れている場所でも滲むくらいだ。

 同じ話をするのに苦労はしない。一度言葉に出して物語を組み立てると、二回目は上手く回るものだ。言葉を発するのに苦労する人なら別だが、田中は平気だ。

 肩に載せていた手を二度、ポンポンと叩いた。直ぐにさっきの言葉を発せずに、大丈夫かと声を掛ける。後輩が緊張しているのに、先輩も同じ症状なら影でこう言われるはずだ。仕事ができない人。気配りが上手い上司は、信頼される第一歩。

 歳と同じだけ重ねた経験から、落ち着かせるには、当たり前の言葉を、平静な声で掛けるのが一番いいと知っている。

 黒目はブルブルと首を振った。焦点が合っていなかった。目を閉じて、ギュッと目の周りに皺を作った。浮き上がりそうな瞳を白目に戻して、一つ息を吐いて目を開いた。

「はい、大丈夫です」

 落ち着いたと確信をもって、肩から手を離した。

「会いたがっとったろ、少年の恵種。来とるぞ」

 振り返った後藤が目にした光景に、思わず立ち上がって声を出していた。

「や、やっぱり君だったのか、少年」

 濁りも見ずに、いきなり声を出した警察官。掛け合う声すらなく睨み合っていた硝太が目を切り後ろを向く。

 首を傾げ、眉を寄せる。どこかで見た顔だ。思い出すように瞬きをする。

 脳の中に記録されたらなかなか消えない。フラッシュバック、トラウマ、言葉は様々あっても、脳に刻まれた記録と関係している事には変わりがない。だが、記憶とは曖昧なもので、頭の中にあるはずの物でも、簡単に引き出して観覧できない。

 確信がある。会話をしたことがある。それがどこで、いつ、どうやって。ここを思い出そうとしたら視界に靄が掛かる。息を吹きかけても、脳みその中には届かない。

 思い出そうとして、目的の物を思い出せない時の、あの何とも言えない気持ち悪さはどうしてだろうか。体調不良、成績不振、身体的特徴、気持ち悪さの中でも頻度が高くて性質が悪い。

 どこだ、何日のファイルに挟んである。この顔、この顔。心臓が脈打つ一つの間に何十という顔を思い出すが出てこない。

 その時すっと、部屋の中に明かりが差し込んできた。廊下から二人の男が入ってきた。手前、先頭は微笑み顔の篠田光太郎。

 視線を向けて、すぐに睨みつける。挨拶みたいなものだ。それを窓枠だけの窓に風が入り込むように受け流す。

 叩き落とす事もされなかった視線は、そのまま後ろの人物に注目を向けさせた。

 何度もあっている顔。今更驚く要素はなかったが、ああと声を出して視線を先程の警察官に戻した。

「あの時の正義だと語った巡査か」

 そう、正義だと語っていた。警察組織で正義、世間一般が思う正義から一番遠い警察組織の中に来ているが、彼はそう語っていた。

 声を掛けたら思い出される。無視をできなかったのは甘さからか、純粋にここの人間であることに信じられなかったからか。

 二人の視線の間を篠田ともう一人が通り過ぎ、硝太も後に続いた。二人が向かうのはスクリーン手前に設けられた、折り畳み式の机。硝太も向かうつもりだが、先に足を止める場所がある。

 あの若い警察官の前。「随分早い段階で、警察組織の最も清い正義の部署に来たんだな」

 嫌味だと、ここにいる人間なら誰だってわかる。言われた本人も、そこについては反論できない。

「それでも、警察は正義だと、俺は思うよ」

 力なき言葉。態度にも自信がなく、付け入る隙はそこかしこ。探らなくても晒しているのに、硝太はしなかった。

「精々貫く事だ」

 馬鹿にした笑い顔を残して、折り畳み机の前に立つ。

 数歩、毎日この歩数だけ歩いていたら靴底何て一生減り切らない。あまりにも短い距離で、表情を作り替えた。

 若い警察官とは違い、隙を一つも与えない。気付かれればそこに指を突っ込まれ、体を引き裂かれる。下手に歩み寄らず、硝太が取る態度は敵と対峙する時そのもの。

「随分遅かったな」

 声も顔同様に、穏やかさがある。

 後ろから声を掛けられたなら、どうもと微笑みが返ってくる。正面向き合って、同じように同じ声で声を掛けられたら、なぜか知らないが背中を寒気が走り抜けるはずだ。奥に隠した冷たい感情。醒めたではなく、水でも溶けないほど冷たく、固く凍っている。

 差し出される資料を手に取り、作った顔は笑顔。このやり取りをカメラで撮っていたら、機械だという事を忘れてカメラが自分の意思で録画ボタンを止めてしまいそうだ。

「それは悪かった。ここにいる人間と違って、こっちは忙しいんだ」

 向かう先が、どうしてこうも厄介な方へなのか。本人は意識的に、無意識でこれをやっているなら相当変わり者だが、気分を害するように進んでいるはずだ。

 世の中が変わっても、性格の悪い人間はいなくならない。慣れる事はないだろうが、硝太のような性格の人と係わった事は、誰にだって多かれ少なかれ存在する。

 経験を積んで初めて道が出来るので、同族ばかりの人間と過ごしていると、拒否反応が凄いだろう。使い道を変えて挑発に使うと、簡単に食付いてくる。

 相手によって変化させるのが上手な綱渡り。せめて同じ立場の人間くらいまでなら許されなくもない。相手を見ずに貫くのは、確かにブレていないが、上手い生き方とは言えない。

「なら仕方がない。首輪でもつけておくか」

 表情仕草、どこにも混ざっていなかった苛立ちを、言葉の意味だけで伝えてきた。こうなってしまうのだ。

「心配ない。首輪ならもうついてる」

 やり合う気満々。部屋がどんどん緊張していく。ドアを今、外から入ろうとノブを握っただけで、あまりの冷たさに手を離してしまう。幸い、入ってくる人はいない。硝太が一番最後だから、ややこしい事になっている。

「だったら小屋がいいか。コンクリートの二人に、また部屋を作ってもらうぞ」

「いいねそれ、気に入った」

「扉はこちらからだけ開くようにしておこう」

 まったく楽しさの籠っていない笑い声。機械が熱を発する音だけがする部屋で、場違いに大きく響いた。

「楽しみだ。家賃分、これで減る。ああそうだ、鍵閉められたらガラスで作るから――」

 左後ろに言葉を掛ける。

「野原、扉繋げてくれ」

 絶対に関わり合いたくない会話の中に、突然引っ張り込まれた。泥沼から手が伸びて来たなら振り払ってもいいが、言葉のやり取りの中で掴まれた体を、ビクンと強張らせて学生に見える警察官が顔を向けた。

 何を言ったら良いのか。切り返しも、切り上げる手段もない。

 話し出すべき言葉が見つからないまま固まった彼女に対して、硝太が続ける。切り上げるタイミングがここだと。

「よろしく頼む」

 折り畳み机に背中を向けて扉の前まで行く。席はなく、ガタンと音を立てて扉にもたれ掛った。

「それほど時間はない。ここでは手短に話す」

 離れていった時点で、皆の気持ちは資料に移っていた。一人、助けてくれと踏み台に使われた女性以外は。

 天井にある細長い溝からスクリーンが伸びている。今までは何も映っていなかったが、篠田が喋り出したと同時に資料の一ページ目と同じ写真が映った。

「これは今朝、この課に直接届いた手紙だ」

 今朝篠田が受け取ったあの手紙だ。

「分かると思うが、直接届いた。仲介したのは一人だけ」

 恵種の一人、剛谷が指を鳴らす。親指で人差し指を強く握り、第二関節から乾いた音が響く。

「ポストマンか」

 ざわつく部屋。四つある備え付けの机の内、前、スクリーンと折り畳み机に近い席にいる若い、硝太とやり合った警察官が横のベテラン警察官に話しかける。

「あの、ポストマンって、誰ですか」

 この二人だけは、他と違ったざわつきの一つになった。

 驚いていたり、なぜだと疑問を持っているのが多い中、納得して資料の写真を人差し指で弾く。

「へぇ、あいつ、名前通りの仕事を始めるようにもなったのか」

「ハハ、確かにな。今度俺も、誰かにラブレターでも書いてみるか」

 まるで驚きのない二人。「おい種無しのおっさん。あんたはいつから字、書けるようになったんだよ」

「昔からだ。後、俺は種無しは種無しだが、種無しではねぇからな」

 同じ言葉で別の意味を持つのは、字面でないと伝わらない。『くも』と『くも』のように、ひらがなで書いてしまうと、意味を知っているのは書いた本人だけになってしまうが。

 種無し、これが持つのは、同じ字面で全くの別の意味だから面倒臭い事この上ない。「分かり辛ぇよ」

 授業だと思っていたら遠足の準備の一時間に急きょ変更になった。勉強なら静かになる一時間も、自由に喋れるので一気に五月蠅くなる。

 あれと似た変わりように、笑顔は崩さない。感情が笑顔だけと思わせているからこの変わり方なのか。感情を前に出してくれる人物の方が関係性を作れると、ここでも実感が沸く。行き成り、手を広げ、面積を大きくして机を一度、思い切り叩いた。

 やはり人は、音に反応する。一斉に開いた口も、一瞬で閉まった。

 ここでも微笑みだけを顔に付けて話を続ける。

「つまりは、この手紙が本物という事だ」

 怒っているはずなのに、言葉の強弱さえ変わらない。どれだけ鍛錬を積めば、感情が一つだけだと体に錯覚可能なのか。自分がこんな人間になりたいとは思わないが、素直に関心をしてしまう。

「大学には、七時までに構内から人を全員出すようにと伝えてある」

 連絡を取っていたから最後に入ってきたのだろうか。

「ここのどこにも書いてないが、相手の規模は」

 資料一枚目は先程の手紙、二枚目には大学構内の図、三枚目が図書館の一階、四枚目は続いて図書館地下一階の図。盗みに来る相手は自己紹介をしているが、構成までは書いていない。

 対策を取るには、相手を知らないと始まらない。人数、一人一人の恵種の種類、強さ。全部とは言わないが、何もなくぶつかり合うのは実力もさることながら、運の要素が強くなってしまう。

 ルールが存在していても、なかったとしても、戦いとなれば重要な要素を占めるのが相性だ。実力差が天と地ほどあれば話は別だが、拮抗していればいるほど相性は鍵になる。

 大きくて強いであろう組織を、把握していないはずがない。名前を聞いた事がある人と挙手を求めても、この部屋で腕は一本も上がりはしないだろうが。

 問い掛けに、篠田が誰も上げられないと答えた。

「何もわかっていない」

 一番怖い状況に進んでいる。

 相手も分かっていないのに、恵種は数名。指を立てて、数えて硝太が前に出した。

「相手の数すら分かってないのに、アダムが三人か」

「この時間に間に合うのがお前たちだけだった」

「打つ手ならもっとあるだろ。考えてもらいたいな」

 水と油とはよく言ったものだ。混ざらないで、きっぱりと分離する。二人、篠田光太郎と玻璃硝太は何があっても混ざり合ったりはしない。

 周りにいる方が緊張してしまうやり取り。元々話そうと思ってはいたのだろうが、引き出されるように一つ、調べの付いていた情報を口に出した。

「この時間で調べられたことは、一つ。今回盗むと宣言してきた初版本と同様、世界各地でも初版本が盗まれる事件が起こっていた。手口は当然ながら、その他諸々、盗まれた本人たちでも、なくなっていると知ってから盗まれたと気付いたらしい」

 いい情報だ。本が関係する恵種。硝太は続ける。

「盗まれた本の内容は」

 当然聞きたいところだ。

「物語。小説ばかりだ。まぁ、漫画は買おうと思えば買える。だから盗まれたとなっていないだけかもしれない」

 静かにやり取りを聞く。邪魔をしたくなかったのだろうが、剛谷だけは入ってきた。

「厄介なのは、どんな恵種だったらだろうな」

「考えられるのは三つ。物語、小説の中に入り込むタイプ、自分自身が物語の何かに化けるタイプ、最後は――」

「物語の中からどんなものでも呼び出せるタイプ。これだろうな」

 嫌だなぁと天井を見上げる。

「最後のだったら、この人数じゃ無理だろ。いや、そうでもないな。硝太、頑張れよ」

 親指を立てた。「無茶言うな。詳細を知らないんだ、対策すらない」

 調べがついているのはこの一点だけ。他に何もない。苦しい状況が、より苦しくなった気がしないでもないが、篠田が行動を示す。

「これより、田中、佐藤の両班長に班分けをしてもらう。各員は指示を仰ぎ、どこに配置されるかを確かめるように」

 頷き、行動を始める。

「灰東霧子、香山蛍、剛谷仁、玻璃硝太、この恵種四名は私の所に来い。どこに配置するか私が決める」

 背中を離し、お尻を浮き上がらせて皆が集まる場所に集まった。

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