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日本魔界府府庁魔術呪術物品秘匿一課  作者: 臆病虚弱
魔術資料の章
4/25

国連秘匿保障委員会人員能力評価について

凡例:能力評価・魔力量数値 

能力面での評価と最大魔力量・使用魔術出力を数値化したもの。


BODY :B評:身体。身体能力での評価。魔力による攻撃は物理的な傷を負わせるものも多く、これによって負傷し、回復したものは身体能力の向上が確認されている。身体が魔力へと順応し異常な靭性や硬質性を本人の意思に呼応して発生させるようになる。またこれは魔力最大量や最大瞬間魔力量の大きい術者にも見られる。


INTERIGANCE :I評:知性。情報処理・知能・知識量での評価。魔術の利用においては知識が最も重要であり、体系的な知識なしに近代以降の魔術の運用は不可能である。


MAGI :M評:魔力。魔力・魔術的才覚での評価。最大瞬間魔力量と魔力最大量を総合的に評価する。修練によって大きく変化しやすい評価でもある。継続的で体系的知識に根差した精神・肉体的訓練は人間の魔力出力を大きく向上させる。だが成長の伸びは個人差が激しく、どれだけ努力しても出力できる魔力が数グラム程度の人間も多い。


SENCE :S評:知覚。空間知覚能力での評価。遠方の魔力を感知する能力や人間を含めた生命体、特殊な物質や魔術・呪術物品の魔力、魔術的結合を感知することでその特性を把握する能力を評価する。この能力を大きく向上させる魔術は古くからあり、血縁に刻まれたものも確認されている。


PRECOGNITION :P評:予知。予知・予言・未来視能力での評価。この能力の理解は未だ究明されておらず、一説には複数ある未来のうち最もありうる未来を確認する能力だとするものもあるが論拠に乏しい。意志ある行動を察知する能力や単に未来を予見する能力など、どれだけ分化できるかも議論が紛糾している。


TECHNIC :T評:技量。魔術的技量での評価。使用する術式を大幅に省略、もしくは他の術式や言語などを追加し消費魔力を操作することや、介入術により魔術結合に干渉する際の手際、魔力を伴った攻撃や行動に対して自身の体内・体外の魔力をどう動かし集中させるかなどの技量を評価する。才ある術師は生まれながらに出力できる魔力が乏しくとも、その技量によって消費を限りなく減らすことで強大な魔術を操ることができる。


TOTAL :総合評価:魔界府魔術師免許の等級を示すことが多い。


魔力最大量:出力できる魔力の総量。一度に出力できる魔力量(最大瞬間魔力量)とは異なり、術者の全力を出し切った際の総出力量。通常、緊張状態で毎秒0.0001%程度、リラックス状態では毎秒0.001%程度回復する。この値を上回る消費魔力量の魔術は一瞬でも使うことは不可能。回復量を下回る消費魔力量は、理論上は無限に利用できる。魔力量表記は独自単位系「魔力質量表記」である。

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