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初魔法そして転生特典

ユニークアクセスが100人を越えました!!( ≧∀≦)ノ

今後も『転生したら「紙」でした』をよろしくお願いします!

 ひゅ~ひゅ~

俺は今風に揺られて飛んでいる。


 なぜなら、なにも・で・き・る・こ・と・が・な・い・か・ら・だ・よ!


俺はあいつと戦って(?)からずっとこんな感じだ。


 だって、目の前がほぼ全部『紙』だし…

なんか、あいつのようなやつも最近は見かけない。


でも、そんななかで、なにもしなかったわけじゃぁない。


そこで考えていたのは、ここは、ダンジョンなのでは、ということだ。


 理由は、あの、ルーレットでも出てきた、シークレットである『紙』が地上にいるわけがない。

 もう1つは、あの『ペーパータイガー』が瞬殺された、トラップも地上にはないはずだ。


 そこで考えたのがダンジョンだ。

もう、この考えを出してしまったら他に考える術はない。

 今思い出したが、俺って学生時代に、何事にも一直線だから、猪突猛進野郎って呼ばれたな~


 ま、そんなところだ。

でも本当にすることがない。


いっそのこと、LV上げでもするか。

って、思ったけど、攻撃手段がなかったんだよな~


はぁ、魔法が使えればな~


 《『魔法適正』を取得できます》


 《取得しますか?》


 えっ、これって、「魔法極めて世界最強」的なやつ?

 それはもう一択!せ~の!YES!


 《承認しました》


 《『魔法適正』を取得しました》


 《SPが40から30になりました》


 ちょいまち、情報多すぎ。

いや多くなかった。


 分かったことをまとめると。

ついに、魔法が使えるようになった!

ってことだな!


 では、初魔法ということで、『ファイヤーボール』!!




 …多分こんなとき、あのゲームでは「しかしなにも起こらなかった」って、出るんだろうな。


 何で魔法出ないの?

めっちゃ恥ずかしいし。(誰もいないけどさ)


 《『ファイヤーボール』を使用するためには『火属性適正(小)』が必要になります》


 《さらに、『ウォーターボール』の場合も『水属性適正(小)』が必要になります》


 《その他も同じです》


 ほえぇぇ~

そういうことだったのかよ。

じゃあゲットするしかないじゃん。『火属性適正(小)』

じゃあ、取得!!


 《承認しました》


 《『火属性適正(小)』を取得しました》


 《SPが30から15になりました》


 ついに、魔法が使えるようになるんだな!

では、2度目の『ファイヤーボール』!!


 ボォン


 それは、小さく優しそうな火だった。


 は?なにそれ小さすぎるだろ。

あの、ポケ◯ンの最初の三匹の中のあいつが、水浴びた状態じゃん。


 多分俺のSTRが関係するんだろうけどさ。

でも、酷すぎだろこのSTR3とかさ。


 紙だからって、ねえ、おかしいよな?


 でも、これで俺もモンスター狩りができるぜ!

LV上げ~は~じめ~る~よ~


 はっ!そういえば、モンスターってどこにいるんだ!?


 《モンスターを呼ぶには、『威嚇』を取得する必要があります》


 なん、だと?

つまり、『威嚇』を取得すれば、モンスターに俺の居場所が分かるってことだろ?

それは、俺のところにモンスターが寄ってきてたくさんレベルが上げられるじゃんか!


 最高だな!じゃあ取得だ!


 《承認しました》


 《『威嚇』を取得しました》


 《SPが0になりました》


 あっ、SP0になっちゃった…

推測だと、LV1上がったらSP10もらえるはずだから、進化するまでに60もらえるんだな!


 では、『威嚇』!


 …


 ……


 ………


 『『『ゴブゥ!』』』


 おお!来たぜ!

ていうか、あいつ何!?(教えて!)


 《承認しました》


 《相手を表示します》


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 『ペーパーゴブリン』


紙状のゴブリン。

基本的には普段のゴブリンと変わりはないが、特に火に弱い。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 てことは、相性が良いな!


 『ゴブゥ!』


 うぉ、いきなりすぎだって。

では、『ファイヤーボール』!!


 ボォン


 はぁぁ!


 ボォォン


 『ゴブゥ…』

 『『ゴブッ!?』』


 まさに、相性は抜群だな。

次は、っと、『ファイヤーアロー』!『ファイヤーアロー』!


 ヒュンヒュン!ボンボン!


 『『ゴブゥ…』』


 バタン


 ふぅ~

じ、自分で倒せた~!


 《経験値を取得しました》


 《LVが6に上がりました》


 《条件を満たしました》


 《転生特典、『経験値5倍』が、個体名『??』に付与されました》


 《転生特典、『SP3倍』が、個体名『??』に付与されました》


 うぉぉ!?えっ!何!?

いや、LVが5になるところまでは良いんだよ。そこはね!

でも、まじでもらえるもんなの!?

転生特典ってさ!?


 ひとまず、ステータスオープン!!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『??』


LV:6/10


種族:白紙


年齢:0歳


HP(体力):20/20


MP(魔力):10/10


STR(攻撃力):6


DEF(防御力):4


DEX(器用さ):2


AGI(素早さ):2


SP:10


スキル


『紙回避』,『魔法適正』,『火属性適正(小)』,『経験値5倍』,『SP3倍』


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 あぁ、『SP3倍』とかは、効果はまだでなかったらしいな。

ちょっと残念。


 違う!問題はそこじゃない!

天の声さん!『経験値5倍』と『SP3倍』の効果を教えてください!


 《承認しました》


 《効果を表示します》


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 『経験値5倍』


戦闘時、もらえる経験値が5倍になる。

過去に所持者がいたが、その人は伝説上の人物として知られている。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 『SP3倍』


LVが上がるとき、もらえるSPが3倍になる。

過去に所持者はいない。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 あっ、チートだこれ。


ていうか、なんで今転生特典なんかが?


 《モンスターの3匹以上の討伐、さらに、LV5の到達が条件だったためです》


 なるほど、大体分かった。

だが疑問が増えたぞ、なんで、俺に2つも転生特典が?


 《過去にも転生者はいましたが、この条件を満たせる人がほとんどいませんでした》


 《なので、個体名『??』に期待を込めた『創造神エヴァン様』が、そうしたのです》


 えっ?

これからは、1週間おきに投稿していこうと思います。

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