隠し事
カフェのお店で奏と大星の2人に見つかってしまった僕と志賀君は今お店のコーヒーを幼馴染2人と無言になりながらも4人で飲んでいた。
あ〜全く僕達はさっきから一体何をやっているんだ!! 志賀君に誘われたからと言って、カフェのお店で幼馴染2人の話を盗み聞きして!! いくら幼馴染でも盗み聞きはダメだろう!? 親しき人にも礼儀ありだぞ!!
って僕は一体さっきから誰に語りかけてるんだろう? 自分か、自分に語りかけてるのか… ハハッ…
しばらくの間、4人で無言でコーヒーを飲み続けていると、大星が僕と志賀君に話掛けてきた。
「それで、優也と志賀君は何でこのお店にいるんだ? ここのカフェのお店が美味しいって評判だったから飲みに来たのか?」
ど…どうする? 僕と志賀君で幼馴染2人がこのお店に来てるのを知ってたから自分達も来て、そこから、幼馴染2人を見つけて、幼馴染2人の話を2人で盗み聞きしてましたって正直に言うか?
いや!! そんな事言ったら絶対ダメだろ!!ここは何としてでも隠し通さないと!! もし言ってしまったら幼馴染達と縁を切る事になってしまう!!
志賀君も僕と同じ考えをしていたらしく、絶対にこの事はバラしちゃ行けないって顔をしている。僕と志賀君は目を合わせて小さく頷く。
「あっ…あぁそうだよ!! 大星!! ここのお店結構美味しいって評判だったからさ!!志賀君に連れて来て貰ったんだ!! 大星が言ってたお店もここのお店だったのか〜!! 偶然だな〜!!」
「そそッ…そうだよ〜!! 松田君の言った通りだよ!! 決して!! 相葉君と相田さんの話を2人で盗み聞きしてた訳じゃ無いよ!!」
「「「え?」」」
お〜い〜!! 志賀蓮也〜!! 何やってんだよ!! 嘘付くの志賀君下手すぎるだろ!! 余計な事言わなくて良いんだよ!!
「あっ…いや!! い…今のはチチ…違くて…!!えっと… つまり違うんだよ!! 相葉君!! 相田さん!!」
うん、志賀君何も話さなくて良いよ…うん…君はよくやってくれた!! うん!!
「優也、志賀君…盗み聞きしてたんだね?」ニコッ
「「はい!!盗み聞きしてました!!すいませんでした!!」」
結局、奏の優しく聞いてくる所に負けてしまい僕と志賀君は正直に話ましたとさ めでたしめでたし
投稿遅れてしまい、申し訳ございません。 これからも投稿遅くなると思いますが、これからも読んで頂けると嬉しいです。 自分勝手ですいません