表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
40/57

転がる石

 妖女の洋館の前でナダ・タカキとカモノハシはスケボーの取り合いをしていた。


「俺が河原で拾ったんだから俺のスケボーだ! 返せ!」

「拾ったも何も、そもそも俺のスケボーだ!」


 と2人がスケートボードを引っ張り合っていると、バリバリバリ、ドカ~~~ン!! と今は荒地となっている草原だった場所に雷が落ちた。


 その落雷の音にびっくりしたのは、' ネコ ' であった。滝のように涙を流していた彼は、落雷に驚き、


「にゃにゃにゃにゃ~~~~~~」と悲鳴を上げた。


 もちろん、ナダ・タカキとカモノハシも驚き、タカキはスケボーから手を離した。とつぜん手を離されたものだからカモノハシはすてーんところんでしまい、その拍子にカバンの中に大切にしまっていたオレンジ色に光る石がコロコロと転がっていった。


 バリバリバリ、ドカ~~~ン!!

 バリバリバリ、ドカ~~~ン!!

 バリバリバリ、ドカ~~~ン!!


 続けていくつも雷が落ちてきた。この雷、' ネコ界 ' にいる ' 時を司る者 ' が落としているのである。いつまでも帰ってこない ' ネコ ' に彼女の怒りは頂点に達してしまったのだ。


 バリバリバリ、ドカ~~~ン!! と落ちた雷は、カモノハシのカバンから転がっていったオレンジ色の石に直撃し、雷光は2筋にわかれナダ兄弟に当たった。


 タカキとヤスユキは、「ぎゃ~~~」と声を上げどこかへ消えていった。' 時を司る者 ' の逆鱗に触れれば、どこか別の時間軸に飛ばされるのであろう。


 ただその瞬間、その雷光に当たった瞬間、彼らは ' 白い蛇 ' に変化したように見えた。それはサツマイモを紫スライムから人間に変化させたように、オレンジ色の石の力によるものと思われる。


 ちなみに、' 白い蛇 ' は ' ナダ ' の本来の姿のうちの1つである。' ナダ ' とは何かについては、機会があればまた説明したい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ