まさかの乱入、使役魔(サーヴァント)
皆で屋外プールに戻ってきました。愛瑠と瘉はぐったりとして、アモーネとあたしは満足気な顔をしながら・・・
「ん・・・?」
何やらプールに人だかりが出来ている様な・・・?
どうも美少女と美女の3人組がいて、男達が集まっているらしい━━
こんな美少女達が現れたのに見向きもしないなんて・・・どれだけのもんか、見てやろうじゃないの!!
「あ・・・」
その3人組を見て、あたしは言葉を失った・・・
そこに居たのは、よく見知った3人組━━
「パルさん達も来てたんだぁ〜」
パル、マリィ、チコ。メイド三人娘がプールサイドに座っていた・・・
「おおっ、美少女が増えたぞ・・・」
周りがざわつき始める。
『あら、みなさんもこちらにいらしてたのね?』
チコさんの色気溢れる声が出迎えてくれた。
「うん。みんなも来てたんだねぇ・・・って、すっごい視線集めまくりなんですけど・・・?」
『そうなんですよ・・・困ったものですねぇ・・・』
胸元が大胆なV字に開いた黒い水着姿のマリィさんが呟く・・・その見事な谷間が視線集めまくりの原因ですから!
『御主人様からお休みを頂いたので、こちらに涼みに来たんですけど、何か熱いんですよねぇ・・・』
布面積が限界近くまで小さな青いビキニのパルさんが困ったように言う・・・それだけのお宝ボディを晒してたら周りの熱気だだ上がりですから!
『なのに、誰も声のひとつもかけてこないんですよ・・・何だか拍子抜けしちゃうわよね・・・』
真っ白なスク水っぽい(いや、普通に名札の付いていないスク水そのもの)水着が似合いすぎているチコさんが微妙に歳不相応に見える色っぽい仕草で肩をすくめた・・・ある意味、声をかけるのに勇気要りすぎるから!
「はあ・・・ある意味無敵の取り合わせってヤツね・・・」
そんな話をしていたら、皆もやって来た。
「あ、パルさんだぁ〜♡」
文香があたしとパルさんの間に入り込む。
美少女の追加に周りが更にザワつく・・・
『使役魔達も来てたのね〜♡』
アモーネがやって来ると、違う雰囲気でザワつく周囲・・・
「さらに美女がいるのかよ・・・ってか、連れて来た娘も・・・」
アモーネの腕にしがみつくようにしてついてきた愛瑠・・・誰もこのふたりが男だなんて微塵も疑ってないよね・・・凄い・・・
『マコおねぇ様〜置いてかないで〜』
瘉もやっと追いついてきた。
「美少女と美女が・・・こんなに・・・」
「ここは・・・ここは楽園なの・・・か・・・!?」
周りのザワつきが最高潮に達していた━━
熱気に押されるように水に入るあたし達。
「パルさん、スタイル良くていいなぁ〜♡」
文香がそう言いながら、パルさんの水着の谷間に手を伸ばす・・・
『あっ、イタズラはいけませんよォ・・・』
無邪気にはしゃぐふたりを見て、男達は萌え死に寸前に陥っている━━
「マリィさんの水着姿も反則だよねぇ〜♡」
あたしもマリィさんのV字に指を滑らせる。
『あらあら、私のお相手は誰かしら・・・?』
悶えるマリィさんの横でチコさんがクスクスと笑う。そんなチコさんの背後には瘉が迫っていた・・・
結局、周りの人達は美少女達のイチャつきを見せつけられて萌え死にまくる事となったのでした━━
『アタシ達も楽しみましょうねぇ♡』
アモーネがまたしても愛瑠の背後で目を光らせ始めていたのは、見ないふりをしておきました。
『あ、おねぇ様ってばぁ・・・♡』
(このままだと警察呼ばれるかも・・・カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ)
最近、執筆に使っているタブレットの調子が良くありません・・・どうにかご機嫌を取りながら書いております・・・カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ




