宿屋にて
「それじゃあ、今日寝る場所だけど…。どうしようか?」
ベッドは1個だけど俺達は3人いるんだよね。
「勿論、ご主人様と一緒のベッドで寝ますよ?」
前回一緒のベッドで寝たフィーアは今回も一緒に寝る宣言をしてきた。
「ユイさんも一緒ですからね?」
ユイを巻き込んだ!?
「そうね、せっかくだから私もご主人様と一緒に寝ようかしら」
ユイも乗り気らしい。
「そ、それじゃあ。3人一緒に寝ようか…」
この状況で俺が折れる以外の選択肢が無い。
「寝る位置ですが、わたしがご主人様の右側でユイさんが左側でいいですか?」
寝る位置まで決め始めてる…。
「私はどっちでも大丈夫よ。フィーアさんの好きな方にして」
「わかりました。それではわたしが右側で寝ますね」
寝る位置が決まったみたいだ。どうやらフィーアとユイに挟まれて寝ることになるようだ。頑張れ俺の理性。
「それでは明日も早いですし寝ましょうか。ご主人様は先にベッドへ行っていて下さい」
フィーアに促されてベッドへといく俺。あれ?俺あの子達の主人だよね?なんで俺が主導権握られてるんだ?
「お待たせしました」
フィーアとユイが俺の両隣へとやってきた。
「あれ?二人共その格好は?」
「さっきユイさんの服を買っていた時にクリスティーナさんにおまけとして頂きました」
フィーア達が着ている服はシースルーのネグリジェだ。お腹や太ももが透けている。
「ど、どうでしょうか」
フィーアは顔を赤くさせながら俺に感想を求めてくる。
「うん。すごく、似合っているよ」
フィーアが来ているのは彼女の髪と同じ色の白いネグリジェだ。フィーアの真っ白な体が透けて見える。頑張れ俺の理性。
「ちょ、ちょっと、わ、私は?」
左隣にいるユイも顔を真赤にしながら感想を求めてくる。
「勿論、ユイも似合っているよ」
ユイが来ているのも髪の色と合わせた赤いネグリジェだ。勿論、彼女の体はネグリジェ越しに透けて見えている。透けて見えるユイの儚げな体…。頑張れ俺の理性。
「そ、それじゃあ寝ましょ!」
もう限界だったのか、ユイが寝ようと言ってくる。
「そうだね、明日も大変だし寝ようか。おやすみ」
「「ご主人様、おやすみなさい」」
俺達はベッドに敷かれてい毛布をかけると3人で並んで寝た。いや、寝ようとしたけどフィーアとユイがくっついており寝付けない。頑張れ俺の理性。
どれくらいの時間が経ったのだろうか。前回と同じく全く寝付けない。いや、前回と違って今度は美少女がくっついているのだ。この状況で頑張っている俺の理性凄いぞ。
自分の理性を自画自賛していると。
「ご主人様?」
ユイが話しかけてきた。どうやら目が覚めてしまったようだ。
「ごめん、ユイ起こしちゃったかな?」
「大丈夫よ。ご主人様に起こされるならいつでもね」
そう言ってウインクをしてくる。
「んん…。ご主人様?」
どうやらフィーアも起きてしまったようだ。
「ごめん、フィーアも起こしちゃたかな?」
「いえ、気にしないでください。いつでも起こしていただいても大丈夫ですよ」
「何か危険があった時は起こすかもしれないけど、普段からは起こしたりしないよ」
無理矢理起こしても可哀想だからね。
「本当に、ご主人様はお優しいです」
そう言ってフィーアが抱きついてきた。
「あ!フィーアさんずるい!」
ユイも負けじと抱きついてくる。
二人の小さな膨らみと体温が俺の体に当たっているのがネグリジェ越しに伝わってくる。
「ちょっと二人共!」
二人を少し離そうとすると二人共上目遣いで俺を見てくる。そこで俺の理性は限界を迎えた。
彼女たちの細い体に腕を回して二人同時に抱きしめる。
「二人が悪いんだよ?そんな可愛い格好で俺に抱きついたりするから」
「あら?こっちは誘惑しているつもりだったのよ?今日一日で私もご主人様の事は少しだけどわかったつもり。それで、私もご主人様に抱いて欲しいと思っているんだから」
ユイは初めからそのつもりだったようだ。
「あ、あの!わ、わたしもご主人様なら…」
フィーアも声は小さいけどユイと同じく誘惑してきてたようだ。勿論顔は真っ赤だ。
「でも、ご主人様がそのつもり無かったみたいだから最初は寝ちゃったの。でも起こしてくれて嬉しいわ。その気になってくれたのはもっと嬉しいの」
ユイも顔を真赤にしている。
二人に許可を頂いたので二人共美味しくいただくことにした。
二人同時に相手をしました。個人魔法で体力を回復しながらね。
フィーアは身を委ねてくるタイプで、ユイは積極的なタイプだった。何のタイプかって?それは勿論ベッドの上のですよ。
「ごしゅじんしゃまあ」
フィーアは限界を迎えたらしく姿でぐっすりだ。
「本当に二人同時に相手しちゃったわね。フィーアさん程じゃないけど私も限界よ」
そう言いながらユイは俺に抱きついてくる。二人共一糸まとわぬ姿だ。
「そうか、それじゃあ俺たちも寝ようか。今ならぐっすり眠れそうだよ」
「そうね。私もぐっすり眠れそう」
それだけ言って毛布をかけると俺達は眠りについた。
異世界生活22日目は両サイドから全裸の美少女に抱きつかれている状態で目を覚ました。
「あ、ご主人様おきたわよ。おはよう、ご主人様」
「おはようございます、ご主人様」
どうやら二人共すでに起きていたようだ。
「おはよう、フィーア、ユイ。待たせちゃった?」
「いえ、わたしたちも先程起きた所なので気にしないでください」
「ご主人様の寝顔可愛かったわ。これだけでも早く起きた甲斐があったわね」
いつから起きていたのかわからないけど俺の寝顔を見て楽しんでいたようだ。
「それじゃあ朝食を食べに行きたいし、着替え…いや、服を着ようか」
昨夜のままなので、俺達は全員服を着ていない。
「そ、そうですね。服を着ないとですね」
顔を赤くしながらフィーアが答える。
「服を着る前に体も拭いたほうが良いな。お湯を作っておくよ」
俺そう言うと、桶を取り出してそこにお湯を入れていく。
「ご主人様の体は私達で拭くわよ!」
ユイが俺の体を拭く提案をしてくるが。
「それじゃあ俺が二人を拭いてあげようか?」
二人が拭いてくれるなら俺も拭いてあげるべきだろう。それはもう撫で回すように。
「ごめんなさい、流石にそれは私も恥ずかしいから…」
流石のユイも体を拭かれるのは駄目らしい。
「でも、フィーアさんは…」
「私はもっと無理です!」
フィーアは顔を更に赤くさせていた。
「ちょっとフィーアさん、何恥ずかしがってるのよ。夜はあんなに…」
「ゆ、ユイさん!やめてください!」
フィーアとユイが仲良く話している間に俺は服を着てしまおう。
「ちょっとご主人様。いつの間に服を着たのよ」
俺が服を着終えた頃に、二人は服を着ないといけないことに気がついたようだ。
「二人が仲良く話していたからね。邪魔しちゃ悪いと思って…」
「ご主人様、今私達も服を着るので少しお待ち下さい」
そう言って二人はベッドから降りて服を着始めた。
「あの…、ご主人様…。申し訳ないのですが、服を着るのを見られるのはちょっと恥ずかしいので…」
「あら、良いじゃない。わ、私はみられても大丈夫よ」
着替えを見られるのが恥ずかしいのだろう。フィーアもユイも顔が真っ赤だ。ユイは余裕があるようにしているが、顔が真っ赤なので分かりやすい。
「ごめんごめん。反対向いているから終わったら声かけてね」
二人が服を着るのを待ってから今度はベッドの汚れをなんとかせねば。昨夜のあれやこれが色々と付いてるからね。
ベッドの汚れをみて恥ずかしそうにしている二人を横目に個人魔法を使って綺麗にしていく。本当、魔法って便利だよね。
「ベッドもきれいになったし。朝食を食べてギルドに行こうか」
「「はい!」」
読者の皆様。
あけましておめでとうございます。
今年も異世界スキルをよろしくお願いします。
お年玉代わりに評価をいただけると幸いです。




