表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/80

再会

遠山 新次郎、辻 亜留絵と続けて亡くなり、姉湖学園はざわついていた。


「変わらないな、あの頃と…相変わらず、カメムシばかりだ。ここは」


宍戸警部は姉湖学園を訪れていた。職員室で笹井ナコトを始め、数人の教師に事情聴取をすると、今度は保健室に向かった。


「はーい」


宍戸警部が保健室の戸をノックすると、中から明るい女性の声がした。


「失礼します」


宍戸警部は戸を開けた。中には椅子に座った桐谷まひるの姿があった。


「まひる…」


宍戸警部は、まひるに対して親しげに声をかけた。


「宍戸くん」


「昨日、森で会ったときはびっくりしたよ。この学園で養護教諭をやってたなんて…」


「宍戸くんこそ…。警官になったのは聞いてたけど、いつのまに警部になってたの?」


「優秀だからね」



「宍戸くん…うちの学園の生徒の遠山くんと辻さんが亡くなったことについて、どう思う?やはりこれはその…」


まひるの問いに、宍戸警部はコクリとうなずいた。


「ああ。否定できないな。九年前、僕らのクラスに起きた事件との関わりを…」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にラン キング この話が面白いと思ったらクリック
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ