ツンな彼女と狂人☆~番外編4~
や・け・く・そ☆
色々と・・不便・・だ。
「じゃぁ、私を笑わせることができたら教えてやってもいいよ?」
ちっ・・何が『笑わせることが出来たら』だ。
ふざけんな、この野朗。
「もっ!もぉいいです、それなら自力で行きますぅ!!><」
とりあえず右に向かって歩こうとした、したけど・・ギャフンッ!
石につまずいてこけた。
ダサい・・ダサすぎるよ、俺。(ガックシ)
「にゃははっ!!ざまぁみろだにゃww」
・・ニヤリ・・・。
「今・・笑ったね?・・ねぇ・・今笑ったよね??」
うつむいてて亜季の顔はよく見えない。
「え”っ!えと、ふんっ!笑ったわよ。ちっ・・私ってば・・うっかりしすぎ・・」
すると・・顔を上げた亜季は・・・。
ざまぁみろ、という感じの顔で見上げていた。
(はっ!ww)
「うぅ・・私の負けでいいんでしょっ!このクソ餓鬼が」
するりと木から下りてくるゼータ。
「実を言うとだにゃ・・、ここがSな森と付けられた理由は・・王女がSだからにゃんだよ、まったく超くだらにゃいよにゃっ」
初耳だった、Sな森はただ王女がSだったからSな森になってしまっただなんて。
くだらない。
「んで、ここはどこ?」
「う~む、教えるのめんどいからやっぱつれてくにゃ」
めんどいっておい・・・。
そんな感じでグダグダしてると愛は、いやゼータは尻尾をつかんで毛を一本ぬいた。
すると、さっきまでの景色とは変わり、目の前にはイナズマのキャラのグッズがン沢山並んでいる場所に出た。
「ここが、王女の城の入り口だ、んじゃ」
そう言って、ゼータは一瞬で消えた。
グッズのアーチをくぐって進むと・・
姫花がいた。
さっきも会ったはずなのに。
「お、よく来たなっ。愚民がw」
愚民じゃないし。
「そなたの願いはもぉわかっておる。てかぶっちゃけ話すのもメンドイから戻してやるわ」
姫花、人の話をまったく聞かず。
「んじゃ、えい」
は?
グサッ
(え?グサ??)
腹を見ると、ナイフ・・が刺さってた。
普通に・・痛い、うん。
ナイフを抜いた姫花はナイフについた血を舐めて
「リアに戻れ、ただし。そなたは怪我をしておるのじゃ。だからしばらくは元の生活に戻れぬだろう」
そういうと、視界が狭くなってきた。
(また・・あの時と同じだ・・、もど・・れ・・る)
目覚めた、というか戻った。
視界には・・天井・・???
「あぁ・・うっ」
起き上がろうとしたが、腹の痛みで動けなくなった。
「・・亜季・・あきぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
わぁっ!う、うるさい。
振り向くとすぐ目の前に涙で顔がぐちゃぐちゃな愛がいた。
その後ろには姫花がうつむいていた、おそらく・・アイツも泣いてるようだ。
「あんた・・帰ってる時に・・通りすがりのおっさんにナイフで刺されて・・それで・・それで・・うわぁぁぁん・・!!ばかぁぁ、なんで・・なんで・・よぉぉ、心配したじゃん・・死んじゃったと思った・・じゃん☆」
じゃん☆、ですか。
「ちょい、おまっ・・・心配しててその、じゃん☆はなんなんだww・・うぐっ」
笑ったから腹の傷に響いて痛い。
でも、嬉しかった。
もとに戻れてよかった。
「ご・・めん^^」
ガラガラッと音がしてドアが開いた。
由衣だった。
「おま・・え・・生き返って・・ってぎゃぁぁぁぁ!!死んだ奴が生き返った」
由衣には死んだ奴と思われていたようだ。
由衣にとって俺ってww
「こらぁ、死んだ奴に失礼でしょ。謝って><」
愛はフォローしてる・・つもり?
でも、またこんなノンキな世界に戻れてよかった。
俺は幸せだよぉぉ・・。
そして・・、亜季の腹の傷が治るとまた学校生活が始まり、いつものように愛がいじられ。
いつものように、京鹿はお菓子を食べ、苺ちゃんはコスプレ。
毎日同じ事をしてるきもするが、それでも幸せでした。
おしまい☆