ラムネ 3粒の奇跡…ヒデとロザンナのいなくなった国
✦ラムネ3粒の奇跡
――ヒデとロザンナがいなくなった国――
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❥「考える前に、ラムネを食べなさい。」
そう言ったのは、私が通っている鍼灸の先生だった。
最初は冗談かと思った。
でも話を聞くうちに、その意味が少しずつ分かってきた。
「緊張しているうちは勝てない。
脳をだませ。
ブドウ糖を入れて、脳を動かすんだ。」
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❥ブドウ糖 ― 脳の唯一の燃料
人間の脳は、体の中で最もエネルギーを消費する臓器。
体重のわずか2%なのに、エネルギーの20%を使う。
しかも、その燃料はブドウ糖だけ。
森永製菓の「大粒ラムネ」は、ブドウ糖を90%も含んでいるのだそうだ。
粒を口に含むと、粉末が唾液で溶け、数分で脳に届く。
森永のラムネにはクエン酸も配合されており、
この二つが同時に働くことで、脳と体が“同時に目覚める”とか…。
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❥クエン酸 ― 疲労をリセットする回路
クエン酸は体内の「クエン酸回路」を活性化し、
乳酸などの疲労物質を分解してエネルギーに変える。
つまり、ブドウ糖が燃料なら、クエン酸はエンジンオイル。
この二つを一緒に摂ることで、
脳が動き出し、体も滑らかに反応し始める。
年齢を重ねた私の体でも、それがはっきりと分かるという…
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❥スポーツ選手たちのラムネ習慣
2018年の韓国・平昌オリンピック。
女子カーリング日本代表の藤澤五月選手たちが、
試合の合間に口にしていたのが、森永のラムネだった。
“もぐもぐタイム”と呼ばれて話題になったが、
実はそれ、集中力を保つためのブドウ糖補給だったという。
彼女たちの笑顔とラムネの甘さが、
日本中の心を一瞬にして明るくした。
スポーツ医学の分野でも、ブドウ糖を摂取することで
注意力・判断力・持久力が上がるという研究報告がある。
プロの選手たちがラムネを“スイッチ”に使うのは、偶然ではない。
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❥67歳から始めた私の実験
私は若いころ、大手金融機関で資料作りに没頭していた。
毎日、肩と首が固まり、背骨が歪み、心臓まで疲れていった。
そして退職後、
大動脈の異変と心臓弁膜症を発症した…
なので、
私はもう二度と同じ轍を踏むまいと決めた。
まず、
背骨と骨盤を正す体操を始め、
姿勢を整えた…
呼吸が深くなり、体が軽くなった。
そして鍼灸とストレッチで血流を整え、
そして今日の先生の話で、
ラムネ3粒を加えた“再生の習慣”を始めようとしている…
だって、
小説家になろうに毎日投稿してるからね。
脳が栄養不足になってると思うから…
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❥子どものころのラムネの記憶
ラムネを口に含むと、ふっと小学生の頃を思い出す。
瓶のラムネを飲みたくて仕方がなかった。
だけどお母さんは、体に悪いと言って買ってくれなかった。
母の目を盗んでこっそり飲んだラムネ。
ゲップの出し方が分からず、
鼻から炭酸を出してしまい、ものすごく痛かった。
あの痛みも、あの甘さも、
今では懐かしい“生きる味”のように思える。
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❥スポーツ医学博士の言葉
スポーツ医学博士・大島清氏はこう語っている。
「脳を動かすのは意志ではなくブドウ糖だ。
やる気を高めたいなら、
まず燃料を与えなさい。」
確かにそうだ。
気力だけでは、心も体も動かない。
まず、脳にエネルギーを届けること。
そこからすべてが始まる。
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❥私から先生への返歌
『意志ではなく、栄養で動く脳なら、
まず一粒のラムネを頬張ろう。
小さな粒が、
心を再起動させてくれる…』
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❥もし、この話を読んだ若い人が、
「67歳にもなって、
そんな実験をしているおじいちゃんがいるのか?
なんだか少し、
人生っておもしろいかもね…」
そう思ってくれたなら、嬉しいなぁ。
ラムネはお菓子じゃない。
ブドウ糖は、人生を立て直す知恵。
そして――
その一粒を口にした瞬間、
あなたの明日も、
きっと少しだけ甘くなる…




