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最近のプロレスはいつからダメなのか、の巻。

いつの時代も、若いもんはなっとらん!という話をされる。

私も今30歳なので、どっちかというと今のところ、言われる側だと思う…。

でも子供の頃から慣れ親しんだモノゴトが次々に変容していくと、やっぱしソレに対応するのも大変だったりする。

ホリエモンこと堀江さんが「オッサンとは思考が停止した人」だと言っていたのを思い出す。

今、何が、どうなっているのか。それが今なんだ、という事を柔軟に捉えられなくなったら、衰えてきたという事なのだろう。


ドラえもん、仮面ライダー、ウルトラマン。

そういえば何だか好きになれないと思う事が増えた。

マニアとして知ってはおくものの、話の筋まで追う気になれない。

老いたな。


プロレスに関しては、キッドさんどうだろう?

小説家になろう、をご覧になっていて、かつプロレスの話に付き合って下さるたいへん奇特な皆さんは如何だろうか。


私の場合、元がインディープロレスのマニアだったので今でもインディー団体が好きだ。新日本プロレスは素晴らしい。だけど、DDTだって大日本だってカイエンタイだって素晴らしい。女子プロレスに関しても、スターダムは美人揃いの粒ぞろいで凄く高次元の試合をしていると思う。

けど!

私はアイスリボンとWAVE(含むダイジョ)が大好きだ。


少し前の話だけど、大阪のインディ選手であるめぃりぃ選手の人命救助のニュースの扱い方を見て、かつて「専門誌」で全然相手にされなくて、一般紙やテレビから火が付いて行ったという大社長の自伝を思い出す。

「何処の団体が同じ事してたら、専門誌の扱いは変わってたんですかねえ」と思ってしまう。

確かに素晴らしい団体だし選手や団体にヘンな気持ちは無い。

結局は取り上げられないという方を応援したくなる迷惑な判官贔屓なのかも知れない。

ただニコプロで二上社長が出てくるたびにスターダムの話しろ、小川さんの話をしろと言うのは無粋だね。ああいうのは、何かの拍子にチラっとポロっと出ちゃうからいいのだ。


話を戻して、いまキッドさんが一番応援している松山座に関して。

これは結構なマニアの方ならご存知かと思うけど座長の松山勘十郎さんその人がインディー精神の塊のようなところがあるので、今後もずっと応援していくと思う。

闘龍門を経てみちのく、大阪と渡り歩き、自らの理想を掲げて松山座を旗揚げ。

ココからが良かった。

普通のプロレス団体とは違って、しょっちゅう試合をやらない。

そして試合のたびに新しい融合を見せる。

バンド、舞踊、演劇の役者さんも登場したり、入場曲をストロベリーソングオーケストラさんが生パフォーマンス付で歌ってくれたり。

こうした試みは、きっとプロレスを新しい境地へと導いてくれる。

きっと新しい答えが見つかる。

そう思ってやまない。


群雄割拠と言えば聞こえはいいけど、我田引水、離脱に分裂、やりたい放題された挙句に結局立ち行かなくなったり、さらなる分裂を起こしたり。

90年代マニアとしては、あの時分に都内に住んでたら破産してたんじゃないかってぐらい団体が出来ては消えた。

が、今じゃそれすらも生ぬるい…。

だからこそ、淘汰されるべきはされて、生き残って欲しいと思う選手、団体を気持ちよく、力いっぱい応援していきたいのだ。


私としては、そこで表題の

「最近のプロレスは~」

ってスグ言い出す奴を先ず叩き出したい。

放っておいても勝手に潰れるであろうジミー鈴木は兎も角、いつまでも昔話をしているのなら、それこそ酒場の片隅でやってくれればいい。

一々コチラに突っかかってくる必要などないのだ。

好きにやればいい。


第一、駄目だ駄目だと言われている側にしてみれば言いがかりも甚だしい。

コッチは昔のプロレスだって大好きだし、今だってダイナマイト・キッドやハーリー・レイスは超カッコいいと思う。

今のプロレスを否定する事は、実はその大好きな昔のプロレスまで否定する事になるのだ。


ダイナマイト・キッドの影響を受けている選手が今どれほど居る事か。

新日本も、馬場さんの頃の全日本も、みんな現代マット界でちゃんと息づいている。

今だからこそ動画も写真もあるけど、情報の少なかった時代は、やっぱり昔のものほど美化されてきたし言いたい放題言えた。

でもこれからは違う。

もう昔の試合だから見れないって事はよっぽどない。

故きを温ねて新しきを知り、新しいプロレスの中に、また古の息遣いを見つける事が出来たら、もっとプロレスが楽しくなると思う。


コレに関してだけは、老けずに何でも楽しめるマニアでありたいと思っております。

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