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9月24日、アイスリボンさんを見てきたよ!の巻。

京浜東北線の西川口駅と蕨駅の間にある、アイスリボン道場で行われた道場マッチ(写真撮影も可能なシャッターリボン)を観戦してきたので、その思い出話。


初アイスリボン。

初レッスルアリーナ。

初埼玉県上陸。


京浜東北線ってこんなに便利な路線なのね。

田舎暮らしが長いと、電車の便利さに驚きます(笑)


暫く並んで入場。雨もやみかけてて良かった。

一旦着席して整列を待つ。

紫雷美央改めMIOさん登場、チャキチャキ整列させる。

お客様に媚びすぎず、失礼のない程度に指示を飛ばす。

慣れているお客さんにはMIO節全開と言った感じで、私や同行の友人のように初めての人にもわかりやすく大きな声でハキハキと。


一緒に整列していたテキーラ紗弥選手はたどたどしくも愛嬌たっぷり。

微笑ましいがMIOさんの手際あってのものだろう。


第一試合は長崎まる子選手VS松屋うの選手。

若手同士の試合ながら、年齢は普通の若手とベテランぐらい離れている。

10代でありながらキャリアで一日の長がある長崎まる子選手が終始リード。

松屋選手の技をしっかり受け止めたうえで自分のペースで試合を進めていたように見える。

30歳を超えてから入門・デビューしたての松屋うの選手は、後半ややバテ気味か。

でも白熱した一戦だった。


長崎まる子選手、試合後半で放ったドロップキックが素晴らしかった。

うの選手が一瞬立ち上がるのが遅れてモタついたところに放ったのだが、飛び上がって蹴りながら体勢を整え、しっかりと当てていた。

相手の動き、彼我の間合いがよく見えている証拠だろうと思う。

試合後の座談会では、もっと自分の技の正確性を磨きたいと発言したまる子選手。

その意識が、この一発に現れていた。素晴らしい。


第二試合。

世羅りさ選手&松本都選手

VS

235選手&雪妃真矢選手

本日のお目当てその1、松本都選手。

何しろ居るだけで面白い、歩く奇跡の生命体。

今回も世羅選手、雪妃選手が普段マトモなだけに強烈な存在感を放っていた。

嫌々タッグを組む世羅選手、そしてその世羅選手の正パートナーである雪妃選手を翻弄し最後はマンマミーアZで235選手を沈めた。

正直、235選手は今少しインパクト不足か…。キャラはとてもいいし声も一番通るのだから、衣装をもっと派手にしてみてはどうだろうか。

マンマミーアZがあんな強烈に決まったのも初めて見た気がする。

松本都選手、恐るべし…!


第三試合は本日のお目当てその2。

大畠美咲選手VSつくし選手。

大畠選手は、毎回見るたびに驚かされたり、感動させられる。

小さな体、可愛い顔、澄んだ声。

そのどれからも想像がつかないぐらい壮絶な試合をする。

この日も一番ヒリッヒリの熱戦だった。


制限時間10分があっという間だった。

つくし選手は大畠選手よりさらに細身だが、これまた気が強く、打撃の一つ一つが強烈無比。

とにかく思いっきり行く。

その思い切りの良さ、カタチも綺麗だが綺麗な技を出すというよりは、技(型)の持つ美しさを引き出すほどの技量を持っているのだと感じる。ただ技が綺麗でお遊戯みたいなプロレス、なんて言う人は、つくし選手を見ていないのではないだろうか。勿体ない。


そして、それを思いっきり受け止める大畠選手。相変わらず、受けっぷりが最高にいい。

胸板を突き出し、歯を食いしばり、声も目線も何もかも使って痛みを堪え、見る者に伝える。

プロ根性なんて言葉では安すぎる「プロレスラー・大畠美咲」の壮絶な覚悟。

大畠選手のそこが大好きだ。

おかげでこの日も、あの澄んだ声が台無しになるぐらいダメージを負ってしまったにもかかわらず、最後までお互い一歩も譲らなかった。

正直、大畠選手は焦っているのかも知れない。いま大変に悔しいはずだ。

もっと注目されて然るべき選手だし、誰もが羨むポテンシャルを持っている。

つくし選手も同じだが、大畠選手は今が女盛りだ。

「いまの大畠美咲」を、見逃す手は無い。

そう言いながら、私も中々応援には行けないのだけれど。


ずっと他の選手を応援していて、正直大畠美咲選手は苦手だった。

けど、いつの間にかガッチリ持っていかれてしまった。

こんなに凄い選手が居るなんて!と。

ベジータでもジェリド・メサでもイプシロンでもいい(みんなあと一歩で主人公に及ばず出番を終えたアニメキャラたちだ)。

己を貫いて悔いなく走りきってくれるなら付いてゆきたい。


第四試合、メインイベント。

藤本つかさ選手&宮城もち選手

VS

星ハム子選手&テキーラ沙弥選手

本日のお目当てその3!

宮城もち選手。


見た目が超タイプ。以上!

ムッチリしてて色白で可愛い人が好きなのだ。

試合を見るのは初めてだったが、驚いたのはそのスピード。

速い。デカいのに全くノロマなところが無い。

星ハム子選手は少し遅くてもいい、むしろ味になるし、その域まで来ていると思う。

藤本つかさ選手は言わずもがな。抜群の運動神経と独創性を兼ね備え、しかも美人。アイスリボンを代表するまさにエースだ。

その中に合って宮城選手はパワーとスピード(と色気)を兼ね備えた恐るべき暴走女戦車だった。


コーナーに向かってドドドド!と走って来るだけで迫力満点。

最後もメタボリックサンドでキチッと決めて、宮城県VS北海道のご当地マッチを勝利で飾ってみせた。

テキーラ紗弥選手は軽量であるため、余計に効いたのではないか。

キャリアは浅いが流石に身のこなしや表情が豊かで惹きつけられるモノがある。

時間はあまりないかもしれない、でも、焦らず育っていけばきっと個性的な選手になると思う。


藤本つかさ選手の安定感、安心感、信頼感は、会場中に浸透していて盤石。

この人あっての今のアイスリボン、この空間があるのだ、といった感じ。

何度見ても藤本選手のドロップキックは美しい。

大畠選手と並んで、今もっとも注目すべき選手の一人だ。


美人だし、技は多彩、団体を背負うエース。

こんな選手が先輩に居て、今から育ってゆく人たちは物凄く恵まれていると思うし、その壁を越えられなかったら知名度も実績もへったくれもないと思う。

簡単に越えられて欲しくなんかないけど、是非とも挑む価値のある闘いだ。


私の本当のお目当ては藤田あかね選手だった。

今回は手術中との事で…戻って来たらバブルでも肉みかんでも(WAVEさんのファンでもあるのだ)何でもいいからこの価値ある闘いに身を投じてほしい。


全4試合だけど、中身が猛烈に濃くて。

そして、そんな強烈な試合が続いても、第1試合の長崎まる子選手の奮闘は記憶に残るものがあった。

本日の私のMVPは、長崎まる子選手だった。

この日で一気にファンになった。

また応援に行きたい。


終わった後の清涼感、高揚感。

ああ、プロレスでハッピー!って、コレだな。と実感しました。

皆さんも是非。

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