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ru-pu  作者: 相猫K
第2章
12/14

ウイルス

翌朝、つけっぱなしのテレビの音で

めざめた。


「日本がピンチだって時にのんきだなぁ」


そんな事をつぶやきながらテレビの画面をみる。


『政府は今日未明、大規模殺戮兵器の導入

を公表しました。兵器の内容はウイルス

だそうです。日本国民全員はウイルスの

抗体を軍から受け取って下さい。

繰り返します……』


タイムマシンは帰ってきていないのか。

やはりru-puは失敗か。


それより……


日本政府はついに世界を滅ぼすらしい。

世界中にウイルスをまいて戦争に終止符を打つつもりだろう。


とりあえず、ウイルスで死にたくないから軍から抗体を受け取って摂取しよう。


ヒジリは家をでた。




同時刻 日本政府研究施設にて


「できました! ウイルスと抗体です!」

研究員が歓喜の声を上げる。

「ついにできたか! あとは量産して

ばらまくだけだ!」

また別の研究員も興奮して大声を

張り上げる。


世界を破滅に導く兵器が誕生した瞬間であった。


政府はこれを量産。

ウイルスは特殊な噴射機で世界中に飛び散らせる。

日本国民にはウイルスの抗体を摂取させる。

計画に狂いはなかった、はずだった。


研究員の中に連合軍のスパイがはいっていたのだ。スパイはウイルスの抗体を一部、秘密裏に回収しそれを持ってアメリカへと帰還した。

アメリカはすぐにこの事実を世界に公表。

全世界はパニックにおちいった。


アメリカ政府はは即座に持ち帰った抗体を量産。政府の重鎮にすぐさま抗体を渡し、これまた特殊な噴射機で世界中に抗体をばらまいた。


しかし


結果的に世界は滅んだ。


理由は……



続く


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