目を閉じて、
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「ん・・・」
柄にもなく懐かしい思い出に振り返っていたら、いつのまにか眠っていたみたいだ。
今どこあたりかな・・・
そんな気持ちがあった私はすぐ横の窓へと視線を移した。
そこはさっきとちっとも変わらない、一面の銀世界・・・・
大きな月一つと、雲の床しかない世界だった。
私は、変わらない風景を映し出す窓から視線をずらし、再び目を閉じた。
淕、
貴方の口から《病院》って出たあの時、
無言になった私を見て笑ってたね。
でも私はそんな軽い気持ちじゃなかったんだよ。
だって、
これ以上大切な人を失いなくなかったんだから。
永遠、
元気にしてますか?
すごい久しぶりだね。
最近になって思い出した貴方との思い出をここに残そうと思う。
もし、見ていてくれたとしたなら
私はそれだけで充分。
もし、これを読んで元気を出してくれる人がいるなら
私は笑顔になれるんだ。
今は私、幸せだよ。
毎日が楽しいんだ。
永遠はどう?
楽しい日々を送ってる。。?
そうだったなら嬉しいな。
かんなより。
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ここまで読んでくださってありがとうございます!!
感謝、感謝です・・・(泣)
どうかこれからもよろしくおねがいします。
ここまで支えてきてくださった方。
淕・・・永遠。
本当にありがとう。