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ガス室か水責めか

流れがいつもふわふわしたお話で申し訳ございません。

最初はラヴィに関する昔話です。「なんでいきなり?」と思う方多いと思いますが、理由は後で判明いたします。


 ――――およそ十二年前。

 ランベルトという少年は、ただの小さな古着屋の息子だった。死んだ祖母に付けられた名前をそのまま使う事は、村では浮いてしまう。そのため、彼は普段からラヴィと名乗り、母と二人で暮らしていた。


「明後日はあんたの誕生日だね、あんたの好物いっぱい拵えるからね」


 周囲から頼りにされる肝っ玉母さんであった彼の母は、料理が上手かった。しかし彼の父親が死に、働かなければならなくなってからは、その腕を披露する機会は、必ずとは限らないが特別な日に限られた。しかし、他の特別な記念日が潰れてもラヴィの誕生日だけは、彼の母は欠かさずご馳走を作った。コツコツと金を貯め、その日のために良い材料を買い込んで。


「じゃあ、買い出しに行こうかね」

「かーちゃん、オレもいく!」

「ん? お店は遠いのにかい?」

「いっつもルスバンすんのあきた」

「しょうがない子だねぇ」


 笑いながら、母はラヴィと手を繋いで家を出た。しかし、


「アレなんだろ?」


 家の戸締りをする一瞬の隙に、パッとラヴィが手を離し、走って家の向かいにある雑木林の中へ走っていったのである。


「ラヴィ!!」


 母は急に何かを見つけて走り出した息子を追いかけた。しかしラヴィは存外すばしっこく、母はなかなか彼に追いつくことが出来ない。そうこうしているうちに、林の中でも一番大きな木の前でラヴィは止まった。


「ら……ラヴィ、駄目じゃないか。一人でっ……遠くに行っちゃ!」


 しかし肩でゼェゼェ息をする母のもっともな言い分が、ラヴィの耳に入っているようには見えない。ラヴィはそこでポカンと口を開けて固まっている。

 母はそんな息子の様子に違和感を覚え、今一度「ラヴィ?」と呼びかけてみた。するとラヴィは、大きな木の根元を指差して首を傾げながら振り返った。


「かーちゃん、このカッコいいの……カミシバイでキシがもってるのとイッショ?」


 母は、ラヴィの発言をしばし理解出来なかった。

 隣町から週に一度。村の空地にやって来て、子供達を楽しませるために、白い髭の老人が紙芝居をやっているのは知っている。悪い魔法使いや竜に攫われた姫が騎士に救われる物語など、村の女の子たちには大人気だ。


 だが、ラヴィが指差す先には、紙芝居に出てくるような物は一切無いのである。


「ラヴィ、何を言っているんだい? そこには何もありゃしないよ。土と木の根っこくらいさ」

「えー? ちゃんとあるよー」


 ラヴィが頬を膨らませて不機嫌な表情を浮かべると、母は呆れ返るしかなかった。


「もう、さっさと買い出し行くよ。帰りが遅くなっちまうだろう?」

「あるのにー」


 ラヴィが母に手を引かれ木の前から離れる時、遥か上空を(とび)が高らかに鳴きながら何処かへ飛んで行った。






 二日後、昼。


「さ、じゃあ改めて! お誕生日おめでとうラヴィ!」

「ありがとう、かーちゃん!」


 トロトロのチーズと塩の効いた芋を薄い皮に包んでカリッと揚げた物。

 コクがあって優しい味で、時々星の形をしたパスタが出てくるコーンスープ。

 満月鶏(パンセルースター)の卵とカロヴィアのミンチで作った大きな丸いオムレツ。

 卵黄でキラキラと焼き上げられた甘そうなパイ生地からピンク色をしたジャムが覗くピーチベリーのパイ。


 普段はパンとスープだけの食卓が自分の好物で埋まっていて、ラヴィはどれから食べようか迷った。そんな息子を優しい目で見つめる母は、外の天気がふと気になって今日は開けられない雨戸を見る。

 ガタガタガタガタ、と。激しく揺れる木製の雨戸が揺れている。嵐が来ているのだ。


 ――可愛い息子の誕生日だってのに、何て天気だろう。この子の友達を誰も呼んでやれなかったじゃないか。


 その時、トントントンと。

 戸を叩く音が聞こえた。息子は不思議そうに食べ物から目を離し、母は慌てて椅子から立ち上がる。


「ちょっと誰だい!? こんな日に外に出るなんて危ない――」


 すぐさま戸を開けた母は、目を皿のようにして固まった。

 そこには、こんな村で見かけるはずの無い騎士の鎧を纏った者と、服装は質素だが、とても美しい少女が立っていた。しかも、丸い透明なドームのようなものが家の周りを囲っており、この家だけ、今は嵐の影響が一切無い。


「突然の訪問で申し訳御座いません。私どものような者が訪れ大変驚かれたでしょう。私は宮廷魔導師長補佐を務めておりますセリーヌ・ブランズと申します。隣は見ての通り、騎士のドナシファン・ディックハント。本日は貴女様の息子様をお迎えにあがりました」


 いきなりペラペラと口を開いたセリーヌという少女に、母は何が何だかまるで状況が理解出来ない。

 だがセリーヌは母の向こう側に見えたラヴィを見た瞬間、それまで浮かべていた笑みを一層、花でも咲いたかのように明るいものへと変えた。


「まあ、あの子が!」


 母は、軽やかな足取りで家の中へ駆け込む少女を止めようとしたが一歩遅かった。彼女は椅子に座ったまま様子をうかがっていたラヴィの前に膝をつくと、その小さな手を取り自らの頬に当てる。


「ようやくお会い出来ましたね。先日、鳶を通して見た時も思いましたが、本当に綺麗にグロスハイム家の色が受け継がれましたのね」

「ぐ……? ……いろ?」

「ちょっとアンタ! 急に何なんだい!? うちの子に気安く触るんじゃ無いよ!」


 混乱しているラヴィを素早く抱き上げ、母はセリーヌから引き離した。するとセリーヌは一瞬だけ母を睨み、だがまたラヴィを見て微笑む。


「ラヴィ様、貴方は高貴な血を引いております。そして何より、この国を護る剣に選ばれたお方です」

「ん?」

「ですから、我々は貴方をお迎えに上がった次第でございます」


 笑顔を崩す事無くセリーヌが告げた言葉に、母の顔が強張った事は、言うまでも無いだろう。


「アンタ達、あたしからこの子を取り上げようってのかい!?」

「……『取り上げる』? ふふっ、野蛮な言い方はお止めくださいまし。ただ本来あるべき状態に戻すだけですよ。――さあ、早くその汚い手をお放し。その方は、お前が気安く触れて良い方では無い」


 急に高圧的になったセリーヌに、ラヴィは背筋がゾッとした。しかし母は、毅然とした態度でラヴィを抱き締める腕に力をこめ直す。


「寝言は寝て言いなクソッタレが」

「はい?」


 セリーヌは、信じられない何かを見る目でポカンと口を開ける。


「金貨十枚積まれてもお断りだよ。そのデカブツ連れて、とっとと出て行きな、世間知らずの小娘が」

「なっ……な゛っ!?」


 ピキピキと、セリーヌのこめかみに青筋が浮かぶ。そんな彼女の肩に、後ろからドナシファンと呼ばれた騎士が手を置いた。


「セリーヌ、お前の言い方は最悪だ。俺が話すから大人しくしてろ」

「……わかりました」


 渋々といった様子でドナシファンの後ろにセリーヌは下がる。そうして、母は大柄な騎士と向き合う事になった。


「さぞ驚かれているだろうが、これは王命なのだ」

「いつからうちの国の王様は、貧乏な庶民の子供を取り上げる物好きになったんだい」

「……普通なら確かにあり得ない。だがその子は先日、そこの林の聖域に入り、剣を目にした」

「聖域?」


 母がその単語を繰り返すと、ドナシファンは懇切丁寧に説明した。

 シュタロには『聖域』と呼ばれる場所が七つ点在する。そこにはシュタロの初代国王と、建国に貢献した六人の英雄達に縁のある武器や装飾品――『聖遺物』がひっそりと祀られているという。聖域には彼等の末裔しか入る事が許されず、そしてそこに入り、聖遺物を見る事が出来る者や触れる事が出来る者は、王宮で教育を受ける。


 だが当然、ただの庶民の子どもが、聖遺物を見るどころか聖域に入る事など出来ない。それ故に彼等はラヴィの事を知るために母子の事を調べた。

 ラヴィの祖母と父は、没落した元貴族だった。それが、セリーヌが口にしたグロスハイム公爵家である。なんと祖母は正妻で、父は三男だった。グロスハイム家は聖域に剣を祀られた英雄の末裔だったが、ラヴィの父とだいぶ歳の離れた長男の不祥事が原因で爵位を剥奪され、財産も失い、一気に転落したそうだ。

 だが没落しても、グロスハイムの者が聖遺物の剣を目にする事の出来る唯一の血筋である事は変わらない。

 王や他の貴族がそれに気付いた時、不祥事を起こした長男と当時の公爵、つまりラヴィの祖父は既に処刑されてしまっていた。そこで彼等は、庶民の地位に落とされるだけに留まった母一人息子二人の家に押し入り、病弱だった次男をラヴィの祖母から強奪して離宮で幽閉同然の生活を強いたのである。その血を残させるためだけに。


「そうして唯一生まれたのがセリーヌなのだが、セリーヌには聖遺物を見る力が無かった。ただ血縁というだけでは駄目なのだ。聖遺物が自分を扱うに相応しい者を選ぶらしいからな。しかも聖遺物が一度に複数、そういう者を選んだ例は無い。その子しかいないのだ。だからその子を――」

「その話を聞いて子どもを『ハイどうぞ』なんてする親は何処さがしたって居ないよ。帰れ」


 即答だった。

 ドナシファンは比較的穏和に済ませようと思っていた雰囲気を変える。


「その子の命が、この先ずっと狙われ続けると言ってもか?」

アンタ達(王や貴族)にかい? そんならこんな国、すぐ出て行ってやる」

「違う。闇の者達だ」

「……んなもん空想の世界にしか居ないだろう」


 母の目には、『何を馬鹿な事を』と言いたげな色が浮かんでいる。しかし、ドナシファンは憂いを込めた目で、此処では無い何処かを見つめながら口を開いた。


「居るのだ。……誰もかれも貴女と同じ事を言うが、魔獣だって闇の者達の眷属なのだぞ。どうして『居ない』などという戯言がこうも広まったのか」


 ドナシファンは再び母を見据えた。


「その子は、闇の者達に対抗するための切り札だ。魔法も剣術も学も金も無い古着屋が、その子を護れると思うなら私達は帰ろう」


 背後でセリーヌが目を見開き何か言いかけるが、彼はソレを片手で制止する。


「もう貴女とその子には関わらない。だが、もう一度言っておく。その子は、闇の者達に命を狙われ続ける」


 背を向けるドナシファンに、母は言葉が出なかった。


「少しだけ、考える時間をやろう。…………まあ、真の親ならば、何があっても子が生きられる道を選ぶのではないかな?」


 戸が開き、ドナシファンとセリーヌが外へ出て行く。

 抱きしめられている幼いラヴィは、大人達が何の話をしているのか理解出来なかった。だが今、母の腕が微かに震えている事だけは分かる。


「かーちゃん?」


 呼びかけてみると、今にも泣きそうな顔でラヴィを見た。

 そんな母の顔を見たのは初めてで、ラヴィは静かに混乱した。


「いたいとこあるの? オレ、キズぐすりのはいってるとこ、おぼえたよ?」

「そうだねぇ、この前、教えたものねぇ。……ねぇラヴィ、お母さんと離れ離れになるの……お前は平気かい?」


 母は心の中で、五歳になったばかりの子供に、なんて質問をするんだと自分を責める。

 一方、ラヴィはきょとんとした表情だった。


「かーちゃんがオレとはなれたいならいいよ。だってオレ、かせげねぇもん」


 その瞬間、母はため込んでいた感情を爆発させた。


「バカ息子! 稼ぎなんかどうでもいいよ! アンタはまだまだ、あたしの可愛い子どもなんだからっ、だからっ……だからっ、あたしゃ、アンタを他所に預けたくなんか無いよ……母親として、立派に最後まで育ててあげたいのにっ!!」


 最後は、ラヴィからは見えないように泣いている母の声を、ラヴィは黙って聞く。

 ラヴィは子を想う母の気持ちを理解出来る歳では無い。だが、それでも母が大切にこれまで護って、育ててきてくれた事。これからもそうであろうとした事。自分を愛してくれている事は、言葉の隅々から伝わって来た。

 そして暫くしてから再び「ラヴィ」と、彼の名前を呼んだ母の声には、もう涙が混じっていなかった。


「――かーちゃんは、アンタと離れるのが死ぬほど嫌だ。でもね、それ以上に生きてほしいと思う。あたしやアンタのとーちゃんよりも、ずっとずっと長生きしてほしいと思う。アンタの未来に辛い事が多くても、生きてりゃ良い事もちゃんとあるからね」


 決意を固めた母の真剣な表情に、ラヴィはコクコクと頷くので精一杯だった。彼女はラヴィを抱えたまま扉に近付き、ソレを開ける。


「明日、また来ておくれ。この子の支度が必要だ」

「……分かった」


 ラヴィは翌朝、生まれ育ったシュベルク村(・・・・・・)を出た。

 祖母の形見である懐中時計。ラヴィがもっと大きくなってから渡されるはずだった父のペーパーナイフ。前日、母が焼いた大好物のパイをバスケットに詰めて。

 そして彼は数年後――。




***




「あいつは、齢十三で『聖剣』の称号持ちになった」


 薄暗い場所で傷男がそう告げた瞬間だった。


「……ガスと水、嫌いな方を選ばせてさしあげます」


 外から、可愛らしい少女の声で死刑判決が下された。


「なんでだ!? ちゃんと嬢ちゃんが言った通り話したのに!!」


 オリエッタによって、オブジェに閉じ込められた傷男が慌てた声をあげる。

 何故なら、いま目の届く場所に居ない銀髪と『正直者の方が勝ちバトル』を繰り広げている真っただ中だからだ。ちなみに、どうして一緒に閉じ込められたはずの銀髪が目に見える範囲に居ないのかと言えば、至極単純な話だ。オリエッタが、オブジェの中に一枚壁を作って二人を分断しているからである。


 より正確な情報を渡してきた方だけ助ける。比較した時、情報が少しでも不正確だった方は惨殺。また、両者共に何も話さなかった場合、身ぐるみ剥いで魔法で記憶消去し荒野に放置。


 それが、薄暗い場所で彼が自分一人だけになり狼狽えた瞬間、オリエッタが外から要求した事だ。

 エグいにも程がある。

 この段階でオリエッタをまだ侮っている馬鹿なら、適当な嘘をでっち上げて秒殺されたに違いない。だが、傷男も銀髪も『方法は分からないが彼女は嘘を見抜く事が出来る』と、分かるくらいには賢かった。自分の命が一番大事故にマッハで仲間を見捨てるクズではあるが、それは『昨日横で笑っていた戦友が、翌日には冷たくなってる』というのが当たり前の職業柄、さほど珍しい事では無いだろう。


 そして、そういった事情から正直に話したにもかかわらず、死刑宣告された事でギョッとしている傷男に、外で体育座りしながら話を聞いていたオリエッタは、呆れた様子で口を開いた。


「どう考えてもおかしいでしょう。その清く正しく真っ当な聖人君子に与えられるに違いない称号をあんなのが持ってるとか。『聖剣』? 百歩譲っても『性犬』の間違いでしょう」

「言いたい事は分るけれども本当なんだっての!!」

 

 このやりとりを間近で見ていたエドガーは、オブジェの右半分(※厳密には中の人)に向けて同情の眼差しを送らざるを得ない。

 しかしフと、いつの間にやら傷男の声しか聞こえない事に違和感を感じた。


「おい、銀髪の人。あんた何も喋らなかったらヤバい事になるけど良いのか?」


 するとすぐに「ああ、それは困ります」と、透明感のある声が左側から耳に入る。

 ギャーギャーと雰囲気が漫才じみてきた傷男の相手はオリエッタに任せ、エドガーは銀髪と話してみる事にした。


「さっきの話からするとさ、アンタと傷のオッサンもその聖遺物を見る事が出来る人って事?」

「『オッサン』の方はそうですが、俺は違いますよ。魔法の腕を買われただけですから」

「あっそ」

「……反応が薄いですね。もうちょっと悔しがってくれても良いんですよ?」


 性格が捻くれているとしか思えない発言をかます銀髪に、エドガーは無意味だと分かっていても射殺すような視線を向ける。

 その視線に気づいていないから――否、きっと彼は、エドガーがそんな風に睨んだ事に気付いていても同じ言葉を紡いだだろう。


「キミ、実は魔法が不得意で、ほぼ彼女のお荷物状態でしょう?」


 高い所から石ころでも転がすように銀髪が言い放った台詞は、エドガーを盛大に不愉快な気持ちにさせた。


「…………」

「やっぱり」


 不死身の体。人や物事の前提を覆す固有魔法。それ等は確かに稀少で、とてつもなく強力な能力だ。だが今のエドガーには、はっきり言って宝の持ち腐れである。あまりにも、彼の基礎能力が低過ぎる故に。


「まあ、もうすぐ死ぬかもしれない奴に何言われても痛くも痒くも無いでしょうけれど、危機感ってのをキミはもっと持つべきだと思いますよ」

「……魔術師としての忠告か?」

「いいえ。人生の先輩としての忠告です」


 顔を歪ませるエドガーの胸の奥から情という物が湧きかけた瞬間、何かが空から降って来て、閃光と共に、オリエッタの造った立方体のオブジェが粉々に砕け散った。


「ええぇぇぇえええ!? そんな……そりゃ制限時間近かったですけど、そんなあっさり壊されるなんて……ッ!?」

「……! オリエッタ、後ろッ!!」


 辺りを被った強烈な眩さが消え、惨状を理解し唖然としているオリエッタの背後。

 そこに、肉食獣よろしく目をギラつかせる小さな影を、エドガーは確かに視界に捉えた。


おひさしぶりです。

今回は、文章は出来上がっていくのに区切る良いところがなかなか見つからず、投稿がとても遅れてしまいました。

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