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強欲のレオン  作者:
第1章 転生
14/21

第10話 相棒

今まで書いた物に色々修正しました。

誤字、脱字等に気づかれた方は教えて下さい。


今回短いです。

「はっはっはっはっ・・・・・フフっ」


村の外周をランニング中に熊鍋の時のロイの顔を思い出し笑ってしまった。


(しかしあの時のロイの顔は面白かったな。)


『レオン、村の入口に人影あり。ロイ君です。』


僕の胸元にある獅子を象ったペンダントから女性の優しい声が聞こえる。


「ありがとうオラシオン。」


その声に返事をし、まだ太陽だ登らず辺りが暗い中目を凝らし村の入口を見る。

入口に近づくにつれ人影が表れる。


「オッス、レオン。」


「おはよう、ロイ。」


「相変わらず朝が早いな。」


「日課だからね。」


村の入口に置いておいたタオルと水筒を取り、タオルで汗を拭きつつそう答える。


「んじゃオレも走ってくっかな。」


「フフッ行ってらっしゃい。」


「なんだよいきなり笑って・・・・」


「ごめんごめん、熊鍋の時のロイを思い出したからさ・・」


「っ!あの時の事は忘れろ!!ったく、行ってくる!!!」


ロイはばつの悪そうな顔を浮かべ僕が来た方角に背を向け走っていく。


「さてと・・・柔軟してから道具を出そうかな?・・・」


(そういえばオラシオンと初めて出会ったのも倉庫だったっけ・・・・)


柔軟体操しつつ当時の事を思い出していた。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






オラシオンとの出会いはゴブリン討伐後暫くたったある日のことだった。

訓練が終わりロイが帰った後、道具をかたずけていると小屋を奥から呼ばれている気がした。

気になって小屋の奥に行ってみると埃が積もった古ぼけた剣が立てかけてあり、その剣の鍔の部分には青い玉が填っている。


「?随分古い剣だな・・・誰のだろ?」


そう呟き握りを掴むと女性の声が聞こえてきた。


『こんにちは、少年』


「?」


辺りを見るが人影はない。


『こちらです。貴方が手にしている物です。』


声に導かれる様に手にした剣を見ると青い玉が光っていた・・・





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