三十八話 入学手続き
ノアは色々起きすぎて忘れていたが元々入学試験を受けに来ていた。
「うーん。試験ってどんなのだろう⋯」
ノアは入学試験の手続きを終えていた。
それはよかったのだが、筆記があるとのことでどうしようもない問題が出てきた。
ノアは転生者だ。
だから、この世界の歴史などは知らない。
現にこの世界の名前すら、まだ知らないのだ。
「と言っても頼れる人なんて⋯いや、いるな。誰がいるか分からないけど⋯」
というわけで、レファを連れて王城に来た。
「門兵さんお願いします」
と任命のあとに渡された、証。というか、渡された白色のマントを着てきた。
(ちなみに部隊の事を伝えたら二人の分も用意してくれたのでレファも着てきている)
「はい、白の魔術師御一行様。どうぞお入り下さい。ちなみにその服を着ているなら確認はいりませんので次回以降は気にせずお入り下さい」
「そうなんですね。お教えしていただき感謝いたします」
と何事もなく王城に入ることができた。
「この服便利だなぁ」
「ところでノアはどこに向かってるの?」
「それは先輩達のところでかな?」
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ここは九色の魔法使い用の会議室 色彩の間。
何か問題が起きたときに集まる場所だがいつも誰かしらいるらしい。
「誰かいるといいんだけど」
すると虹彩の間にいたある人物はこちらに気がついて
「ノアー!どうしたんだ?お前も暇つぶしか?」
「セインか。ちょっと聞きたいんだけど、王都の学園に俺、今年入学なんだけど筆記の歴史が自信なくて」
「教えて欲しいてことだな!いいぜ!友達の頼みだからな。ところでノアの後ろにいる子は?」
「この子はレファ。見ての通り狐人だ。そして、俺の仲間。あと、この見た目で俺と同い年なんだ」
「おーそっかそっか。レファよろしくな」
と案外あっさりと受け入れてくれた。
「できれば、レファにも勉強を教えてほしいなんだけど」
「いいぜ。でも、ノアは推薦を持ってるだろ?なら、筆記もスキップできると思うぜ」
「筆記も?」
「それはそうだろ?国のトップクラスが実技試験なんてしたら試験会場が消えてなくなるぜ。だから、ここにいる面々、例えば、ヒレイとかは実技も筆記も受けずに特待生で入ってるぜ」
その後、ちゃっかり「俺もだぜ!」
というところはなんか笑えた。
それから、ノア達はセインに歴史を教わった。
わかったことは色々あった。
まず、この世界の名前はロラントというらしい。
そして、周りの国は東のジャルム帝国、西の貿易国家ユオン、大きな国はこの二つ。
他にも小さな国がいくつかあるようだ。
今の年を知ることもできた。
今はエリン暦759年だ。
この国もアルフォード様は十代目のようだし、だいたい合っていると思う。
それからも勉強を進め、二人は歴史の知識を蓄えた。
ちょっとした解説コーナを始めます。
『九色のマント』
宮廷魔導師とその部隊が着ている服。
各色に対応している多機能マント。
例, 認識阻害 悪意感知 魔力回復速度上昇 etc
(ちなみにこれを作っている人の魔力を感知することで本物か判別可能)
解説してほしいことがあったらコメントで教えて下さい!




