表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/120

一話 転生って本当?

「ここは天国ではありませんよ」

「え?誰」

「こんにちは、私はファル。一応女神です」

「神様ってことですか?」

「そうですね。で今日ここに呼ばれ理由は分かりますか?」

俺は今まであったこと思い出した。

もしかしてあれか、小学校の時一年間宿題を出さなかったり、ちょっと仕返しに友人の机の中にタイマーを鳴るようにして入れたことか?

その報いを受けるのか⋯

「ちょっとなんかしょうもないですね」

「神様もしかして心読めます?」

「そうです。じゃなくて、呼んだ理由はですね。こちらの不手際で裕也さんが死んでしまったからです」

ファル様が言うにはとある神様たちが喧嘩をしていたらしい。そうすると世界に影響が出たりするとのこと。

それで今回はトラック運転手の暴走だった。

「で俺が死んでしまったと」

「では、あの、すみませんでしたー」

ファル様は女神らしからぬ土下座で謝罪してきた。

「あの、そこまでしなくても⋯」

「いえ、地球の神に謝る時は土下座と教えてもらいました。私達はそれだけのことをしたのですから」

「とりあえず顔を上げて欲しいです」

「ありがとうございます。では、座って話しましょう」

とファル様が指パッチンをすると椅子と机がでてきた。

「じゃあ、座ってください」

「あ、はい」

裕也が座ったあと女神様は真面目な顔をして

「では、こちらからの謝罪として私の世界に生まれ変わってもらいます。不便のないようにありとあらゆる手助けはさせてもらいます」

「あの、元の世界ではダメなのでしょうか?」

できれば戻れるなら戻りたい。

「すみません。それは世界のバランスが壊れてしまうので無理なんです」

「そうですか⋯なら、その世界はどんな世界が教えてもらえますか?」

「わかりました」

とファル様の説明によるとこっちで言うファンタジー世界らしい。

魔法もスキルもあるし、魔物だっている。

「だから、なにか身を守りための物が必要不可欠です」

「だから、力をくれるってやつですか?」

「そうですね」

「だったら、魔法全属性使えるようにしてほしいです。応用が聞けば色々役みたいだろうし」

「わかりました。なら、全属性適性と言語理解とあと職業適性関係も上げておきます」

「え?料理とかのやつですか?」

「そうです。これはサービスなので気にしないでください。じゃあ、いってらっしゃい」

この世界でノアとして生きて行くことになった。

ちなみに体は神様が用意してくれた物だ。

名前の由来は教えてもらえなかったけど。

と言う感じでこの世界に生まれた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ