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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

友達が、死にたいとほざきおった。

作者: 三蜂 琥珀

 「何かとてつもなく死にたい。」


 「はっ?。」

 何故か友達が自分の部屋で遊んでいると、いきなり死にたいとかほざいたせいで、一瞬自分の脳がショートした。

 「急にどうしたの?。」


 「いや別に、ふとテストでこれは赤点確定かなと思うと、何か突然死にたいな〜と。」


 「ふ〜ん…。」

 此奴、いつもバカだと思っていたが、とうとうイカれたか。

 何か無性にこいつの頭、覗きたくなったな。

 「それでどうして欲しいの?。とうとう殺されてほしくなったの?。」


 「とうとうって何?。いや何も、そういえば一番楽なのは首吊りって聞いたけど本当なのかね?。」


 「そうだね~。」

 糞垂れ流して死ねばいいのに。


 「何かさっきから反応冷たくない?。もしかして怒ってる?。」


 怒ってる?。まあそうだね。

 「生物学上の欠陥品〜。って嘲笑いたくても、ムカつきで出来ない程度には。」


 「そ、そうなの。」


 「そうなの!。自分これでも、死に方には一家言ある女なんで。」

 せっかくなので自分の腹の中を吐き出そう。

 「老衰は最高だよ!。自分の人生を最後までやり遂げたんだから。 事故死はしょうがない、避けられなかった不幸は必ずあるから。 過労死は、まあ良くはないけど最悪ではない。もう少し考えて生きれば良いのにと思うけど、社会に役立とうとして死んだと考えればいい。 そして、自殺!、てめぇは駄目だ。まじで何の意味もない。生きているだけでマイナスだと考えている奴には心底腹が立つ。ネガティブに考え過ぎだ!。自殺を考えるくらいなら、役に立つ事を考えろ!。将来のことから逃げても、自分の命からは逃げるな!。」

 はぁはぁ、つい声を荒立たててしまった。

 「どうだ。分かったか?。」


 「おおぅ…まあ、何となく…。そういや話変わるかもだけど、お前って、ロボットの自爆は嫌いじゃないみたいだけどどうして?。」


 自爆?、自爆はそうだなぁ。

 「あれは逃れられないなら最後っ屁をしてやるといった気概があるからかな。あとは仲間ために死ぬって感じが、過労死に似ているから。あっ、ただ自分の人生に絶望したから大勢巻き込んで自殺は大っきらいだから。」

 ただの自殺はまだ0にするだけって感じもしなくもないけど、大勢巻き込んではマイナスにひたすらしていくだけだからな。

 しかもあれ、ただの八つ当たりが多いし。


 「つまり何が言いたいからというと。自殺とかいう無駄な事をするなら、私の為に役に立って死ねって事。」


 「えっ、自殺するのを止める話じゃなかったの?。」


 「???、何で止める必要が?。」


 「え〜…。」


 結局さっき言ったのって、私の主観の話だから死ぬのは止めはしないよ。ただ心底軽蔑するだけだし。

 「じゃ、話を進めるから。まず君の意味不明な頭を覗いて良い?。心配せずとも天才の私にとっては簡単よ。」


 「何で?。まあちょっと恥ずかしいけど、別に良いよ。」

 

 よし!、言質取った。後で撤回とかしないでね。

 「それじゃあ、頭を少し切って直接見るのと、耳から貫通させて調べるの、どっちがいい?。」


 「ちょっと待って!。」

 

 「何よ。」

 時間は有限なんだからさっさと決めてよね。


 「えっ、選択肢おかしくない?。普通レントゲンとかじゃないの?。何でそんなバイオレンス?。」


 「普通使うのは、レントゲンじゃなくてMRIね。あとこの選択肢なのはこの方が正確に調べられるのと、直ぐに死ぬんだから別にいいでしょって事。」

 それと少し苛ついてるからかな。

 「ほら早く決める!。」

 

 「えっと、どっちも嫌…」


 「あと、片方選ばないとどっちもやるから。」

 今何か喋ろうとしていたけど、どうしたのかしら?。


 此奴は何か考えていると、ふと決めたような顔をして口を開きました。

 「俺は第三の選択肢、このまま首吊りして死…」


 「はーい、じゃあどっちもコースが選ばれました!。ではこっちの部屋に来てください。来なかったら強制連行です。」

 有無も言わさず連れて行き、手術台に拘束します。


 「だからちょっと待って!。」


 「男に二言は無い。そもそも言ってなくても待たないから。」

  近くにある丸鋸をギュルンギュルンと鳴らし、内視鏡に似た触手を動かして呟きます。

 「さあ、麻酔はしてあげるから腹を括りなさい!。」

 

 そして、その部屋からしばらく悲鳴が響きわたったという…。




 「さてと、死体は適当に山の中に捨てて、解析結果はこれか。」

 うん、まあよくわからない頭をしていましたね。

 それじゃあお腹も空いたし、焼肉でも食べに行こう。


 そして、その部屋からは誰もいなくなりました。




                        終わり

 お読みいただきありがとうございます!。

 


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