心の壁
人々の暮らしの
空間はいつだって
四方を壁で仕切りたがる
人々の尊厳は
空間を仕切ることで
四方の壁で守られてる
固定観念に縛られて
僕はこころの部屋まで
四方を壁で塞ぎたがってた
誇りがなくて
埃りだらけの部屋だから
この世界で詩を創作るようになって
素敵な人間模様の詩に巡り会えた
心をさらけだしている詩人に
壁に少しずつ穴をあけて
打ち壊せば残骸が残るものだけど
誇りがなくたって
一塵の埃りでさえ
心のあり方で
世界をつなぐ詩に変えられる
そう思えた
読んでくださりありがとうございました。