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成人式

six pensの想いは大ヒットして街中でどこでも流れていた。

みずきは不思議な気持ちだった。みずきにとってはどんな高価なプレゼントよりも価値のあるプレゼントに思えて、くすぐったくて嬉しい気持ちだった。


そんな中迎えた成人式の日、朝から着付けをしたり、髪をセットして貰ったり、あわただしく過ぎていった一日の終わりに、ヒカリからみずきに連絡があった。


「成人式おめでとう」


それは今までのお調子者のヒカリとは別人の様なメールで、みずきは不意を突かれた。


「外見てみて」


みずきが2階の部屋の窓を開けると、ヒカリが立っていた。


「これプレゼント」


そう言ってヒカリはみずきの部屋の窓に向かって小さな包装された箱を投げた。


その瞬間、ピカッと光りが放たれシャッター音が聞こえた。


ヒカリは「まずい、またな」と言って帰っていった。


みずきは何が起ったのか理解できないまま、ただプレゼントを呆然と見つめていた。


箱を開けるとそれは4℃の指輪だった。





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