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「まさかお前勉強とか言うのか、、、?いつからそんな真面目に、、、」
りゅーはおせじにも頭が良いとは言えず、さらにまともに勉強なんてしないタイプなのに、、
「ばっか、誰が勉強とかしに学校来るかよ!真面目か!」
いやいやそれが普通だろうに。まぁでもりゅーならそういう考えだろうと思っていたから安心した。
「なら、何をしに来てるん??」
そう聞くとりゅーはため息をひとつつき、
「恋愛に決まってるだろ!恋しようぜ!彼女作ろうぜ!」
そう堂々と言い張った。
なるほどな。恋愛か。思いつかなかったな。
確かにりゅーはなんというかよく恋をしているもんな
イケメンだし、カナリモテるんだか話を聞く度に彼女が変わっている気がする。
まぁ一言で言うとちゃらい。
「おい、なんか失礼なこと考えてないか?」
なんだこいつ、勘がいいな
「い、いや!なんもないぞ!それにしても恋か。。なるほどな。それは考えてなかった」
ちょっと挙動不審気味になったが、話をもとに戻した
「おう。せっかく部活が終わって、自由な時間が増えたんだ。前までこんな話ししてもお前は部活が忙しくてそんなは暇ない!とか言ってたからな」
「、、そうだっけか??」
まぁ確かに俺はこの前まで部活に真剣だったからな。そんな彼女がどうとかは全く考えてなかったもんな。
「そーだよ!でも、もう部活が〜って言い訳はできないからな!」
確かにな。言い訳してたつもりはないんだけど、もう部活がどうこうとは言えないよな
「まぁそうだな。。恋愛、、頑張ってみるか!」
俺がそう決意すると
「おー!いいじゃん!協力するぜ!!」
りゅーはとてと楽しそうにしていた。
、、、面白がってないかこいつ。まぁいいけども
そんな事を考えていると
「てか、そもそもたけって彼女いたことあんの?」
「いや、実は今まで1人もいないな、、」
見栄を張っても仕方ないので俺は正直に答えた。