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6話 とりま現状確認かな  そのさん

なんか投稿してる勢いが凄い……

自分でも驚き

一体のゴブリンが走ってくる。そいつは、手に持った木の棍棒を俺に叩きつけてきた。が、俺はあえて避けない。俺のDEFがどのくらいか確認するために。

棍棒は俺に当たった瞬間、ぽっきりと真ん中から折れてしまった。痛みはない。……凄いなこの体。それと、さっきから出しっぱなしだったステータスを見てたけど、HPが全く減ってない。『不変』によるものだろう。これでDEFの確認は終了。凄いね。ランクIは。

自分の棍棒があっさりと折られたためか、ゴブリンの顔が若干引き攣っている。そんなゴブリンの隙を俺が見逃すはずもない。俺の全力の右ストレートがゴブリンの顔を捉える。瞬間、そいつの頭がトマトみたいに弾けた。

……えぇ?マジで?ATKがIって半端ねぇな。

……つーか、今ので俺の体が全身真っ赤になっちゃたよ。なんかベトベトするしぃ。気持ちわりぃ。


今ので残りの二体が怯える素振りを見せたが、うち一体が杖を構えた。観察してみると、そいつはDランクのシャーマンゴブリンだった。どうやらそのゴブリンは、火属性の魔法が使えるらしい。

とか悠長に観察してたら、ホントに魔法が飛んできた。こぶし大の火の玉が五つ、こっちに向かってくる。が、これもあえて避けない。こんどはMDEFがどのくらいか確認するためだ。

五つの火の玉は、俺が振るった腕に当たると、儚くも散っていった。熱いとも感じなかったし火傷もしていない。流石。でも、俺は魔法の使い方なんて知らないからMATKの確認のしようがないな。ルルーナが言ってた魔法学校にでも行こうかな。

自分の攻撃が効かなかったためか、シャーマンゴブリンは驚いた顔をしていた。

もう血とか浴びたくないから次は『殺気解放』とかやってみるか。

頭の中で狙う対象をイメージして……


「『殺気解放』」


俺がそう唱えた瞬間、ゴブリンたちは硬直した。全く動かない。そんなに怖いのだろうか?

次に、殺すために『殺意暴走』を使ってみる。


「『殺意暴走』」


そう唱えた瞬間、ゴブリンたちは糸の切れた操り人形のように膝から崩れ落ちて倒れた。


……強力だな。これは、多数を相手取るときに使おうか。『殺気解放』は人を威圧するときに使おう。どうせ、冒険者ギルドかなんかに入ったときに絡まれるだろうし。

そういや今更ながら気付いたが、俺ゴブリンを殺すのに躊躇しなかったな。罪悪感も全く感じないし。

というか、この見た目どうするし。端からは、俺は血まみれのローブに身を包んだ怪しいやつにしか見えないだろう。

……まだアイテムの使い方を試してなかったな。

そこに服なんかあれば嬉しいんだが…

ルルーナならやってくれてるかな?期待しとこう。

つーか服あっても、この顔やら腕やら足に付いた血はどうしよう。服だけ着替えても血は見えるし…

川で水浴びでもするか。そうしよう。





最後に俺の所持品の確認といこうか。



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多分やる気出るんで

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