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10話 ギルドの説明云々

長くなってしまった

「ではギルドについて説明します。まず、ここは冒険者ギルドです。他にも商業ギルドやこの国にはありませんけど奴隷商ギルドが存在しますが、ギルドと言うと冒険者ギルドを指します。ここでは依頼人からの依頼を受けて、達成したあとにこの受付まで報告してもらうことが主となります。依頼には討伐・納品・護衛があり、それぞれ達成難易度が低い順にF・E・D・C・B・A・S・SS・SSSとランク分けされています。受けることのできる依頼は、基本的に自分のひとつ上のランクから下全てです。依頼を多くこなし、実力が認められればランクが上がりますが、犯罪を犯したり一年間依頼を受けなかったりした場合はランクが下がります。最悪、ギルドカードが剥奪されることもあるのでご注意ください。ごく稀に緊急の依頼があり、これは全ての冒険者が受けられますが、その類の依頼は全て高ランクのものなので無理には受けないでください。パーティを組む時は、組む人と一緒にこちらへ来ていただければ一つのパーティに六人まで登録できます。最後に、このカードはあなたの身分を証明するものなので絶対に紛失しないでください。もし紛失してしまった場合、再発行に金貨3枚が必要になります。それと、あなたが倒した魔物はすべてギルドカードに記憶されるので、討伐の依頼の達成はそれで確認します。入手した素材は別の窓口にて売却可能です。なにか質問はありますか?」

「特にないです。」

「そうですか。私はニルです。また何かあったら呼んでください。この窓口にいつもいるので。あと、敬語はいらないからつけなくて大丈夫ですよ?」

「そう?ならそうさせてもらうよ。ボクはスズだよ。よろしくね。ニル。」

「よろしく。」


彼女はキツネの獣人で19歳だと。高度な回復魔法が使えるみたい(勿論『観察』から)。髪と耳、尻尾は黄色というかキツネ色(?)一色で、黄色の瞳をしている。俺より少し背が高く髪は俺より少し短い。そして起伏のはっきりしている体。ぶっちゃけ美少女だな。


「そうだ。ニル。貸し出せる魔法書とか無い?」

「魔法書?あるよ。でも、この建物の中で読んでね。前に貸し出したら転売されたってこともあったし。」

「えぇ…」

「入門から上級まであるけどどれがいい?」

「えーっと…入門と初級かな。」

「はい、これ。にしても意外だね。エルフが魔法の使い方を知らないなんて。」

「そんなに意外?」

「ええ。エルフはその多大な魔力を活かした魔法が得意なんだから。いままでエルフォートに侵入しようとした人たちは皆、魔法で返り討ちにあってるのよ。魔法の扱いに長けてる人も含めてね。」

「へぇ~。すごいんだね、エルフって。」

「何言ってるのよ、あなたもエルフじゃないの。」

「はは、そうでした。じゃあこの本に軽く目を通してくるからまたあとでね。」

「了解。頑張ってね。」


受付から離れて魔法書を読む場所を探す。

どこがいいかなぁ。他の冒険者からはなれたところか日の光が当たる窓際だな。

冒険者はもともと少ないから……あっちのひなただな。


窓際の席に歩いて行こうとしたとき、さっきの奴に声をかけられた。


「おい、ガキ。さっきはよくもやってくれたなぁ!」

「そうだ。目上の人に対する態度ってもんをしらないようだなぁ。」

「たっぷり教育しないといけないよなぁ悪い子は。」

「よくみればこいつかなりの上玉じゃねぇかよ。」

「おまけに胸もでけぇし、これは結構楽しめそうじゃねぇの?」


さっきの奴が最初。他はそいつの仲間みたい。腕が治ってるけど、多分仲間に治癒魔法を使う奴がいるんだろう。だったら怪我させるだけじゃだめだな。さきの奴もそうだったし。


五人はそれぞれ大剣・太刀・槌・槍・杖を取り出した。……なんかバランス悪くね?

受付のほうでニルが何か言ってるみたいだけどよく聞こえない。まあ心配してくれてるんだろう。

…さて、どうしようか。……そうだ。『殺気解放』があったな。

目の前の五人を狙うイメージで……


「『殺気解放』」


発動した瞬間奴らは目を見開いて動かなくなった。…うん。ゴブリンと同じ反応だ。

反応が無いのもつまらないので近づいてみる。すると


「「「ひっ………。く、来るなぁぁぁぁぁぁ!!」」」


口を揃えて叫びだした。ふふ、面白い反応だなぁ。笑っちゃったよ。

でも、俺が笑った瞬間五人とも気絶しちゃった。……なんか傷付くなぁ…


気にくわなかったからデコピンで起こした。心なしかデコピンした所がへこんでた気がするが気のせいだろう。うん。そう思いたい。

五人を起こすとき、受付でなんかバタバタしてたけど気にしない。


「ねぇねぇ。さっきみたいな威勢のいいセリフをもう一回言ってみてよ。言える?というかさぁ、ボクあんた等に何かした?なんでボクに絡んでくる訳?八つ当たり?性欲のはけ口として使うため?……もう二度とボクの視界に入らないでくれないかなぁ?」

「「「ひぃぃぃぃぃぃ!!すみませんでしたぁぁぁ!どうか命だけはぁぁぁぁぁ!!!」」」


そういって奴らは走って外に逃げてった。

…命って……そこまで恐いのか?俺は。

まぁ、目のハイライトを消して微笑んだけどさ。意外と楽しいんだな、これが。




やっと魔法書が読める……と思ったら今度は別の人に声をかけられた。




冬休みの宿題がぁぁぁぁぁぁ


でも投稿はするけどな

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