表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『すべてが無意味だと言う彼女に、俺は問い返した』

作者: 吉姜
掲載日:2026/03/01


扉が鳴る。


彼女は座る。


「……明日、死ぬ。」


俺は何も言わない。


「理由は。」


彼女は言う。


「意味がないから。」


「成功しても、失敗しても。」


「嬉しくても、苦しくても。」


「最後は全部、消える。」


「生きるも、死ぬも、同じ終点。」


「だから、意味なんてない。」


「......」


俺は言う。


「……そうか。」


「じゃ一......」


目を合わせる。


「すべてに意味がないなら……

お前の死だけは、意味を持つのか。」


彼女は答えない。

視線だけが、わずかに揺れる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ