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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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165話 覚悟



「補助魔法、アタック!」


ヤツに向かって走りながら魔法で少しでも可能性を上げるため自分を強化。そして、両拳にオーラを溜める。


集中したいので脚にはまだオーラを溜めない。




互いに接近しながら小刻みにオーラを飛ばし、ぶつけ合う。ヤツの肩と肘の連動具合を先読みしながら、そこに合わせてオーラを撃つ。

が、相手のオーラより強くないと相殺、または消すことは出来ない。



何度か俺のオーラが弱過ぎて、黒いオーラが到達してしまった。


その都度、スッとサイドステップを織り交ぜて避けながら前進していく。




「ったくよぉ、埒が明かねぇなぁ、、、オレからぁ、いくぜぇぇ!」



ヤツはオーラが飛び交う中を無理矢理突破しようとしてくる。その気迫は鬼の如し。




「オレぁなぁ、細けぇのが嫌いなんだよッ!!」


俺の小さいオーラを喰らい、装備が破壊されても尚、止まらない。






ゴォォォ






黒いオーラの右拳が空を裂き、顔面へ迫り来る。



フルパワーの魔力を自分の右拳に乗せ、その拳に迎え撃つ。



ドゴンッ



オーラは拮抗した。

爆発音と共に消失するが、素のパワーは俺の方に分があった。身体強化とアタックの併用により、ヤツの拳は上方向に吹き飛んだ。



「そんなもんかよ」



俺は即座に身体を捻り、オーラの左フックをヤツの空いた右腹部に差し込む。



ドゴンッ




「ガバァッ」


ヤツは大口を開けながら右方向に吹き飛ぶ。

そこに俺は右拳にオーラを即座に溜め、追加の拳撃を射出しながら、ヤツの方へ移動する。



地面に衝突し、勢いで転がりながらも即座に体勢を立て直しているところに先程の拳撃が着弾する。



再び後ろへ吹き飛んだヤツに追いつき、右拳に溜めたオーラのストレートを叩き込もうとするが、空中でその拳をガードされたのだ。



「ハッハッハァ、効いたぜぇぇ!だが、まだ甘ぇなぁ、テメェにゃ覚悟が足りねぇ、殺す覚悟ってヤツがなぁぁ!」


ヤツは着地し、口から吐血しながら不気味に笑い、説教を垂れる。



急接近、そして、黒いオーラの拳での乱撃。





負けてたまるか、俺は俺の戦い方を貫く。




乱撃の一つ一つに丁寧に対応し、捌いていく。

オーラの量、攻撃の角度、全てに集中し、防ぎ、いなす。




思考がどんどん深くなり、遂には無意識に体が動く。






周りの打撃音さえ、何も聞こえない。








入ったぞ、これだ。これが気持ちいいんだ。




全てを忘れ、目の前の戦いに没頭できる。




殺す覚悟?


はっ!現代日本でそんな覚悟なんて培えるわけねぇだろがっ!




俺は単純にこの戦いにワクワクする。それだけだ。




その黒い右拳の打撃を受けながら、相手の手首を左手で掴む。相手の力を利用して、合気道の動きを使い、関節を絡めながらヤツの巨体を放り投げる。



ズドンッ



ヤツは地面に衝突し、そのまま腕に脚を絡め、関節を決める。



そして、手加減なし、思いっきりへし折る。





バギッ





「グガァァァッッ」



ヤツが叫んだ一瞬の隙にポジションを変更、腕を首に回し、硬くロックする。



「うぐっ、、、がっ、、」







更にグッと力を入れる。









ふっ、と俺の腕の中にあったものが消える。






「、、、しゃッ!!」


勝った。





「ははっ、、、」




やっぱ、戦ったあとって、マジ気持ちいいな。








最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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