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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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161話 デカいセラフィム



「ラクトさーーーんっ!こう言う事になるって先に伝えといてくださいよ!」


光ったの普通にビビった。フロアボスいきなり登場って。



「マサトくん、本当に、本当にすまない!また忘れてしまったよ。でも今はボスに集中だ!アイツは召喚魔法を使うからさっきのモンスターをたくさん呼び寄せられたらまた繰り返しになってしまう!気をつけよう!」



「うちのラクトが今回もごめんねーーーっ!」



ラクトさん、さらっと話をすり替えたがまぁ今はそれは気にしない。リリさんからも謝罪あったし、ボスに集中しよう。






デカセラフィムがいきなり魔法陣を展開する。



「いきなり召喚だ!みんな注意して!」


ラクトさんが叫ぶ。



「雑魚は私に任せてください。捕えなさい!」


田中さんがすぐさま魔法陣を展開させ、木の根で捕縛に取り掛かる。




「俺たちはあのデカいのいきますっ!2人とも援護お願い!」


「おけ!」「了解だよっ!」



返事をするとすぐにトシくんはドラゴニアで仕入れたバーストの矢をデカセラフィムに向かって射る。


「先制攻撃いくよっ!」


赤黒いエフェクトの矢が3本標的に到達するとボムの時の5倍ほどの爆炎が吹き荒れた。


その爆炎に巻き込まれないタイミングを見計らい、俺とてっちゃんは敵に接近、攻撃準備に入る。




「マサトくん、テツヤくん!そいつの鎧の下にある核が弱点だ!鎧を壊せ!」


ラクトさんが大声で弱点を知らせてくれた。



「わかりましたっ」「おっけー!」



爆炎はまだ収まっていないが俺は敵の浮遊する下へと到達すると足に力を込めジャンプする。



そのまま霧散しかけている爆炎に突っ込み、敵の片足をガシッと両手で掴むとフルパワーで地面へと引っ張り落とす。これぞモンスターメテオ。



敵の浮遊する力を俺の力が上回り、地面に叩きつける事が出来たが慣性で上へ浮上してしまう。



その隙に俺は拳に魔力を最大限溜めながら自然落下していく。



「てっちゃん、その盾、逸らして欲しい!」



「おけッ!」



てっちゃんは最高速度のダッシュで勢いをつけ、地面に落ちた敵の盾を持っている腕へ飛び蹴りを入れてくれた。



その腕は外側に吹き飛ぶと、胸部が空いた。




「よっしゃ、いくぞ!拳撃っ!」


極大の拳撃を自由落下しながら真下へと放つ。




ドゴンッ




轟音と共に豪華な金色の鎧はひしゃげ、中の核が露わになった。




俺は右腕にグッと力を入れ、そこに自然落下で落ちていく。



「はい、、、おしまいっと」



力を入れた右腕を自由落下の勢いに合わせ、重力と共に下にある核にスッと置いてくる。



轟音が鳴り響くとその音が消える前にデカセラフィムは霧となって消えていき、召喚された眷属たちも次々と霧になっていったのだった。





「お見事だ!アイツの鎧はなかなか硬いはずなのに凄いじゃないかっ!それに君たちの連携も大したもんだったよ!」


ラクトさんはまた戦闘に興奮してぐんぐんと俺の方に近寄ってくるではないか。そして、その後ろをパーティメンバーたちがやれやれと言う表情をしながらゾロゾロと集まってくる。



「あ、ありがとうございます。そうだ、次はいよいよ69階層ですね。作戦はどうしますか?」


興奮したラクトさんの話を逸らせるために俺はしれっと話題を変える。




「そうだね、前回は何も出来ずに退散してしまったからどうにか勝負したい。だからこそ、マサトくん達の協力が必要になってくると思うんだ。是非ともマサトくんたち主体の作戦を行いたいが大丈夫かい?」




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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