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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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158話 田中さんの実力



「ではまず拘束しましょうか」


田中さんがそう言うと魔法名を発していないが地面に緑色の魔法陣が描かれる。そして、そこから複数の巨大な木の根がボコボコと出現する。



「捕えなさい!」



その木の根は石像神官に向かってぐんぐん伸びていくと凄いスピードで絡まり、締め上げていく。



全ての石像神官を捕縛し、身動きを封じると、次の瞬間にはそのモンスターたちのいる場所、広域に茶色い魔法陣が描かれる。



「潰しなさい!」



ゴゴゴッと轟音と共に浮島の地面がモンスターを囲うように反り立ってくるではないか。


その壁がドーム状にモンスターを覆うとその勢いのまま、次は圧縮されていく。



ドームは瞬く間に小さくなり、そして、地面へと消えていった。



「はい、これで終わりです。どうでしたか?みなさん」


田中さんはニコニコしながらこちらを振り向く。





「田中さん、やべぇーっすね、、、」


てっちゃんがポカンと口を開けながら言い放つ。



「ほんと、、、この強さで倒せないボスってヤバそう、、、」


トシくんは冷静に考えて次に戦うボスのことを想像して震え上がっている。



「田中さんのこの凄い魔法が69階層のボスに通じなかったんですか?」


俺は気になったことを田中さんに質問する。



「そうなんですよ。相手は速さとパワーを兼ね備えていたため、先ほどの拘束もことごとく躱され、地面の圧縮もそのパワーで破壊されてたりしましたね」


田中さんは少ししゅんと肩を落としてしまった。



「大丈夫です。俺がなんとかします」




俺は田中さんに自分の自信を示した。



自分を過大評価しているわけではない。


本当に自信があるんだ。冷静に考えて物理無効の相手さえ出てこなければいつかは勝てると。


防御して、回復して、攻撃して、それを繰り返す。

攻撃が当たればいつかは勝てるとそう思ってる。



だから、早く戦いたい。もっとワクワクしたい。





田中さんの実力も見れたし、俺たちは再び浮島を登り始め、次は俺たちの実力を彼らに見せていく番になった。




この後の浮島でも同じような石像神官が現れるとのことで、ラクトさんがそいつらの特徴を教えてくれた。



それを聞き、いつものように俺が最初に特攻し、てっちゃんが身を隠し、毒とナイフで攻撃、トシくんが魔法矢で援護する。



つつがなく戦闘が終了したのだった。




「お疲れ様!君たちの戦いはしっかり連携が取れていてとても安定しているね!安心して見ていられたよ!」


ラクトさんが労いに来てくれる。



「ありがとうございます。とりあえずいつもの感じで戦ってみましたがこんな感じでよかったですか?」



「そうだね!とりあえず大丈夫だよ!次からはみんなで戦いながら進んでいこうか!」





お互いの実力を把握していきながら連携も確かめていく。


それをしながら同じようなエリアの61〜64階層までを踏破していき、65階層へと足を踏み入れると突如として雲の地面が現れた。


ちょっと怖い。いきなり落ちたりしないよな?これ。



なんか不思議な感覚が足の裏に伝わってくる。


ブニブニした凹凸のあるマットレスの上を歩いているような感覚でその表面にはドライアイスから出た二酸化炭素がふわぁっと流れている感じ。



雲の上を歩くという、さすがにファンタジーな体験をできたのは素直に興奮した。




このエリアには見渡す限り雲が広がっていて、時々ゆっくりと大きな雲が流れてくるのでそれを避けながら歩いていく。


目的地は雲と雲の隙間から見えた唯一の人工物である石造りの神殿のようなモノがあり、そこを目指す。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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