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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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152話 ある人物



『それではぁぁぁ!試合ぃぃ開始ぃぃ!!!!』



魔力を拳に溜め、瞬時にそれを真正面にいる悪魔族の男性へと放つと衝撃波は即座に彼へと届く。



ドパンッ



轟音と共に悪魔は破裂する。




赤黒く禍々しい闘技場にしんとした一瞬の静寂が訪れるが、その後すぐに歓声の爆発が起こると会場は地震が起こったかのように揺れた。



『勝者ぁぁぁ!マサトぉぉチナァァァツ!!』



俺は観客席に手を振り、歓声を浴びながらすぐに控え室へと転送されるのだった。



ふう、クールダウンとして何試合かしたら、さっきのディアブロとの戦闘でぶち上がったアドレナリンが落ち着いてきたな。



控え室の扉を開け、エントランスで待つ先に試合を終えた2人の元へと合流する。



「おう!お疲れ!ちょっとはスッキリしたか?」



「ああ、もう大丈夫そうだ。帰ろうか」



「はぁ、結局僕も戦っちゃったよ。あっち行きたかったのにな」



「トシ!ドンマイ!また今度行こうぜ!」



「まぁしょうがないけどそうするよ」





「あの〜、そこの君たち!少しお話しいいでしょうか?」


3人で戦闘終わりの談笑をしていると白髪混じりの中年男性が話しかけてきたのだ。多分日本人な気がする。




「ん?何だ!オッサン!」

てっちゃんがめちゃくちゃ失礼な返答をした。



「ねぇ!てっちゃん!それはさすがに失礼だよ!あの、友人が失言してしまいました!本当すみません、、、」

トシくんは訂正し、謝罪までしてくれる。



「いやいや、私は大丈夫ですよ。事実オッサンですしね。ところで君たちてっちゃんねるのメンバーですよね?」



「えっと、そうですがどこかでお会いしましたか?」

俺はめちゃくちゃびっくりしている。こんなところに同じ世界の人がいるなんて、、、



「いいや、お話しさせてもらったことはないですが以前ファースの街で一方的に見かけたことはありますがね」



「そうだったんですね、それで俺たちに何かご用ですか?」

俺はすぐに本題に入った。



「私は田中麟太郎というものです。よろしくお願いしますね。みなさん。用というのはですね、、、最近この先の階層のボスに数人で挑んだのですが結構強くてですね、共闘できないかとこうして話しかけてみたのです」


田中さんは少し申し訳なさそうにそう話す。



「え!?て言うか、田中さんってあの田中さんですか!?日本人一位の!?」

トシくんが今思い出したかのようにいきなり驚いた。



「え!トシそうじゃん!噂の地球チャンネルだよな!?」



「そうそう!そうですよね!?田中さん!」




「はて?何のことですか?何かと世間のことには疎くてですね、、、申し訳ないです」

戸惑いながらタジタジしている姿を見ると田中さんって絶対いい人なのがわかる。



「田中さん、さっきの共闘の話詳しく聞いてもいいですか?」

俺はそんな田中さんと話してみたいし、共闘もしてみたいと思ったのでそう返答する。



「そうですか!それは嬉しいです。そうしましたらこの前ボス戦を共に経験し、一緒に逃げ帰った友人たちをご紹介いたします」



「ぜひ、お願いします!ただ、一旦日本に帰っても良いですか!?学校があるんです、俺たち」



「ああ、学生さんでしたね。何だか大人びていて忘れていました。では連絡先だけ交換して、また後日という事でよろしくお願いいたします」



「はい!こちらこそよろしくお願いします」



俺たちは田中さんと連絡先を交換し、再び日本へと帰還するのだった。






最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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