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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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149話 激闘



立ち上がったディアブロは俺を見る。


「そこのお前、名は何と言うのだ」



「千夏将人だ」

俺はディアブロの目をじっと見ながら返答する。



「お前とは死闘が楽しめそうだ。すぐ死ぬでないぞ」

口角をニッと上げ、更にもう片方の手にもオーラの剣を発現させた。


ディアブロは急加速し、こちらへ迫ってくると両手に持つ剣での乱撃が始まった。


俺はディアブロの身体全体を把握する。腰や足の運び方、肩の動きに膝の動き、少しの動きも見逃さない。



全ての乱撃を受け止めたかと思った次の瞬間、そのオーラの剣が急に曲がり、伸びたのだ。



俺が驚いた顔をした瞬間にはそのオーラの剣は俺の右肩に到達し、接触する。



ガキンッ




「何ッ?お前のその身体はなんだ?」

ディアブロは納得のいかない表情で俺に問いかける。



「誰が教えるかよ」

俺たちの一瞬の会話の隙に後方からは遠距離の物理攻撃がディアブロへと届く。



一瞬の隙を無駄にはできない。俺はニタッと笑いながら反撃をする。


ディアブロの剣ごと殴り、退ける。バランスを崩したところにインファイト、剣を振れない距離まで詰めると拳撃と打撃の連打を腹や顎へと繰り出した。



すると先ほどは通らなかった拳撃も黒のオーラの無い時はしっかり攻撃が通るようだ。


拳撃が顎へとヒットし、ディアブロは上方向に吹っ飛ぶ。




「みんなっ!黒いオーラがない時は魔法も通るぞっ!」

俺は大声で後方は指示を飛ばす。




「聞いたかッ!皆も応戦するぞ!」

ゾルダスさんもゲキを飛ばす。



ディアブロは飛ばされた先で羽を開き、宙に止まった。


「ふむ。邪魔が入りそうだな。闇魔法、眷属召喚」

唱えた魔法が起動すると地面に大きな魔法陣が描かれ、そこから悪魔系モンスターが溢れ出て来たのだ。



今までの階層で見かけた目玉やヘルハウンド、インプにガーゴイル、レッサーデーモンまでいるではないか。それもどのモンスターもかなりの数がいる。



「後方のゴミどもを殺せ」

ディアブロが淡々と指示を出すとモンスターたちは蜘蛛の子を散らすかのように俺を避け、後方のレイドパーティの元へと進んでいった。




ゾルダスさんとてっちゃんはレッサーデーモンなどの強いモンスターと対峙して時間稼ぎをしている。



トシくんは飛行系のモンスターを魔法矢で迎撃。



セレンさんは素早いモンスターを双剣で捌いていく。



ライルさんは魔法で範囲攻撃。



後方は混乱があったもののチームプレイで上手く戦っているのが遠目に確認することができた。





「チナツマサトよ、これで邪魔はいなくなった。ゆくぞ」

宙に浮いていたディアブロは羽をバサっと動かし、急降下してくる。


先端には黒いオーラの剣、黒い弾丸のように全身を使い飛んでくる。



このスピードであの威力の攻撃を食らったら俺の身体は耐えられるのだろうか。俺のこのスキルはどこまで通用するのだろうか。



この変なワクワクによって、自分の好奇心がどんどんヤバい方向にいっているのが分かる。


試してみたい。




「ディアブロっ!受けて立つっ!」

俺はプロテクトをかけてから全身の筋肉を強く意識し、更に身体強化。




黒い弾丸は前方1メートル。

俺は地面を足の指で掴むように力を入れて軸足を一歩前へ出す。



「来いっ!!!!」



そして、俺の鳩尾みぞおちに黒の切先が触れる。



「ゔおぉぉぉーーー!!」




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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