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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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147話 戦い前の雑談



「やぁ、こんにちは。僕はライルと言います。セレン、ちょっと僕も話に入れてくれるかな」

初老の男性エルフが丁寧で優しい口調で話しかけてくる。



「ライルさん、よろしくお願いします」

俺は外向きの笑顔で挨拶を返す。



「なによ、ライル!チキュウって場所知ってるの?」

女性エルフはセレンと言うらしい。



「いや、チキュウは知らないですが、他の世界のことは一応知ってるいますよ。並行世界で同時にダンジョンが出来たこともね」



「ライルさん達の世界も最近ダンジョンが出来たんですか?」

俺は興味津々にライルさんへ疑問をぶつける。



「そうですね、僕たちの世界では約千年ぶりに一年半ほど前に出来ましたね。君たちの世界もかい?」



「はい、そうですが、、、千年前にってどういうことですか?」



「僕もそこまで詳しいわけではないけれど、ダンジョンが出来る周期みたいなものがあるらしいですよ。そして、その後は君たちの世界や他の世界、私たちの世界の人々で共闘していくことになるみたいです」



「周期とかあるんですね、、、その後って魔神侵攻でのことでしょうか?」



「そうですね。回数を重ねるとパーティ戦になるらしいのです。その時に他の世界の住人と組むことになると言う情報は掴んでいます」



「そうなんですね、その時はよろしくお願いします」



「ねぇ!ライル!何話してるの!?なんか、私にその話聞こえないんだけどっ!」

セレンさんが急に大声を上げた。



「セレン、この情報には情報漏洩の防止魔法がかかっているのですよ。知っている者同士でしか話せないのです」



「なんだ!そうだったのね、急に私だけ除け者にされたのかと思ったわ!」






「そういえば、皆さんはこの扉の前で何をされてたのですか?」

俺は元の話に戻していく。


「それは吾輩が答えよう!」

ゾルダスさんが待ってました!と言わんばかりの表情で話し始める。


「この15人3パーティでここまで来たのだが割と苦労したのだ、、、なのでこの扉の向こうのボスに挑むかどうかを話し合っていたところだったのだ」



「そうだったんですね、もしよければ俺たちも共闘してもいいでしょうか?」



「おお!それはありがたいッ!」

ゾルダスさんは俺の肩をガシッと掴み嬉しそうな表情をする。



「皆ッ!チナツマサト達が一緒にボスに挑んでくれるそうだ!」


ゾルダスさんが他のパーティメンバーに大声で参加する件を叫ぶとおおっ!と歓喜の声が響いた。

俺たちもどうせここを通らなきゃいけないんだから共闘してリスクを減らすのはありだ。



「てっちゃん、トシくん、ごめん、勝手に参加しちゃったわ」



「俺は全然いいぜ!楽になりそうだし!」

「僕も、リスク減るなら何でもいいよ!」



「よかった、ありがとう」



こうして18人でボス戦に挑む事となり、全員が戦闘準備をしっかりしたところでゾルダスさんの掛け声と共に大きな扉を開け、部屋に足を踏み入れたのだった。







最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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