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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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144話 謝罪動画とイベント



てっちゃんはトシくんの作った台本を読み込んで、撮影を開始した。



「こんにちは!新米冒険者てっちゃんだ!今日はちょっと緊急で動画回してます!何でかって言うと動画を観ているみんなも知ってるかもしれないが、最近とある事件が起こったんだ。


その事件って言うのが池袋ダンジョンや周辺ダンジョンで俺らの名前を使って詐欺行為をしたやつらが出たらしいんだ。


その詐欺内容は池袋ダンジョンとその周辺ダンジョンにて、俺らを紹介してキャリーするから紹介料を送金しろ!ってシンプルな詐欺らしい」



てっちゃんは柔らかい真面目な表情から一気に真剣な眼差しへと切り替えた。


「結論から言うと、俺らはこのてっちゃんねるとDECチャンネル、ダンジョン内のサトウ商会意外でビジネス活動をする事は一切ない!とだけ言っておく!」



そして、てっちゃんの表情は少し自信無さげな表情へと移り変わる。


「まぁ信じるか信じないかは視聴者に委ねるよ、、、


ちなみに詐欺が起こる前に池袋ダンジョンで大規模なキャリーをしたのは事実で、その動画がSNSに拡散されたと思うんだが、あれは一切料金はもらってない。


だから紛らわしい事をしてしまったって事は謝りたい、、、


みなさん、申し訳ありませんでした!!」



しっかりと数秒間頭を下げて謝罪する。

その後、頭を上げて本題へと入るために表情を戻した。



「そして、今回被害に遭った人たちが200人以上いるって聞いて流石に黙ってられねぇからさ、俺たちからちょっとしたプレゼントをしようと思うだ!」



てっちゃんは動物のカチューシャや尻尾アクセサリー、指輪などを画面に見えるように取り出した。



「これは俺たちが取り扱ってるアイテムなんだが、誰でも装備できる優れものだからもらっておいて損はないはずだ!何でも好きなもの1個プレゼントするぜ!装備の性能は概要欄から飛べるからチェックしてみてくれ!


それで10月17日と24日の土曜13時〜15時に池袋ダンジョン前にて、俺らが直接渡すから受け取りに来てくれ!その時、詐欺に使われた送金履歴を見せてくれた人にだけ渡すから忘れないようにしてくれよ!


じゃあ今回はこの辺で!今後もてっちゃんねるをよろしく頼むぜ!じゃあなっ!」



最後はテンション高めに、先ほどの謝罪の時の表情が嘘かのように明るい表情で締めくくられた。



「てっちゃんお疲れ、いい感じだと思う」



「お疲れ様!ほんとだよ!よくこんなスラスラ話せるね!」



「おつ!まぁ俺天才だからな!こんな感じだぜ!」



こうして緊急動画を撮り終え、早急に編集してその日のうちに投稿することができたのだった。




〜〜〜〜〜




17日、土曜日の池袋ダンジョン前。


そこにはイベント化したこの事件を一目見ようと2000人以上の探索者や一般人で溢れかえっていた。


そして、極め付けは報道陣や報道系インフルエンサーまでも押し寄せて、凄いことになっている。



そんな中、てっちゃんねるメンバーのてっちゃん、俺、トシくんの3人はイケサンパーク内の空いている場所に特設ブースを作り、被害者たちにきっちりとアイテムを手渡していく。



「てっちゃんさん!今回はこんなアイテム頂けるなんて夢のようです!ありがとうございます!」



「ありがとうな!探索活動に役立ててくれ!」

てっちゃんの人たらしスマイルが炸裂していた。



その手渡しているシーンは朝の報道番組やネットニュースなどにも使われて、サトウ商会で販売しているアイテムもたくさん売れたのだった。




そして、あとは犯人を探すだけだ!と意気込んでいた俺たちの元にあるニュースが舞い込んだ。


なんと、呆気なく逮捕されたのだ。


俺たちが池袋でキャリーしたパーティの中にアクションカメラで犯人の顔もバッチリ写した映像を持っていた人がいたのだ。



これにより日本警察の素早い捜査もあり、逮捕となったわけだ。



結果、俺たちの評判が上がり、アイテムの評判も広まり、何だかかなりの得をした事件はこうして幕を閉じたのだった。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
全くスッキリ感のない解決だった、、、
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