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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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141話 池袋ダンジョンでキャリー



池袋のオープンワールドに入るとそこは見たことのある広い草原が広がっており、相変わらずの晴天だ。



俺たちがボスを探し始めようとするとまた先ほどの男性が話しかけてくる。



「あのっ!さっきは凄かったです!オープンワールドも付いていってもいいでしょうか!?追いつかなくなったら諦めますのでそれまではお願いしますっ!!」


男性は必死な表情で懇願してきた。



「まぁ、いいよな?2人とも。俺たちのペースで攻略していく分には」



「ああ、なんでもいいぜ!」「僕も大丈夫だよ」



2人に確認をとり、話を進めた。

「ってことで無理しない様にしてくださいね」



「ハァイッ!!!!ありがとうございしゃっす!!!!」

男性の歓喜に溢れた感謝が青空にこだました。



そんなこんな話している間にボスを目視できたのでてっちゃんが猛スピードで射程圏内まで移動すると毒ナイフでささっと処理をしてくれた。



それを見た他の探索者からはおお!と歓声が上がるがそれを無視して俺たちは階段を降りていく。


後で知ったのだがその3パーティ以外にも周りに数パーティいたみたいで、そのパーティも後ろにどんどん合流していき、凄い集団になっていたらしい。



彼らにとっては帰還魔法陣の登録さえ出来れば良し、という者もいるだろうからこんな機会はないだろう。



10〜14階層を進んできたが俺たちは攻略スピードを全く落とさずに進んでいたため、後ろにいた3パーティにその階層を攻略中のパーティが合流しては、離脱して、を数回繰り返す。結局最後に残ったのは1パーティだけだった。


それはあの男性達のパーティだ。

そして、15階層に降りていくときに男性が話しかけてきた。



「ぜぇ、、はぁはぁはぁ、、ぜぇ、はぁ、、いやぁぁぁ、本当に速すぎ、、、はぁはぁ。でも、本当にありがとうございます。はぁはぁ」


男性が今にも死にそうな疲れた声で礼を言う。



「いえいえ、こっちは後ろを気にせず進んできただけなので」



「それでも、私にとってはとてもありがたいことでした!ありがとうございました!このご恩は忘れません!」



そうして俺たちは彼らと別れ、ファースへと入っていき、今日泊まる宿を探し始めたのだった。





〜〜〜〜〜



池袋の繁華街にあるとあるバーでは男性4人がお酒を飲みながら楽しく話し合っていた。



「てっちゃんねるの人たちマジで凄かったっすねぇ、これ撮影してたのバレてましたかね?」



「いや、あんな凄い人たちはこのくらい気にしないだろ!早く投稿してしまおう!絶対バズるぞ!」



「ですね!頑張って付いて行った甲斐がありますね!」




「あの人たち速すぎるっ!ほんとっ!でも、俺たちもこれでひと稼ぎさせてもらおうかっ!」



「お!待ってました!楽しみにしておきますね!」



「いっちょっ!やりますかっ!」



彼らは不穏な笑みを浮かべているのであった。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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