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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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136話 レッツ!ショッピング!4



大きな湖の真ん中にある島がそのまま街となっているのが自由都市カーラインだ。


そこへは横幅10メートルくらいの大きな橋を200メートルほど渡り、やっと街に辿り着くことができる。



カーラインは島が要塞の様に外壁で囲まれており、外壁の中は島にある山の側面を段々になる様に街が形成されている。


この街には領主城がなく、商人ギルド、冒険者ギルド、銀行から各3名が選出されて、計9人の代表で街が運営されている。


なので、俺らが案内された会議所では9人の役人達が待ち構えていたのだ。



少し圧倒されたがいつもの様に過去の話を聞いていく。



カーラインがあった世界では本当に多くの人種と種族が共存していて、争いごとも比較的少なかったのだとか。


その世界自体の歴史が古く、戦争はとうの昔にやり終えたらしく、カーラインが出来たのは平穏になってからだった。


魔神の侵攻が起こった際は自衛団や冒険者などが活躍して、国や街でお金の支援をすることによって装備やアイテムを使い、一点突破していったみたいだ。


トシくんみたいなアイテムチートがゴロゴロいたのかな。



そんなこんなで永住権を獲得すると効率重視や現実主義者が多かったこの世界では潔くダンジョンに永住する意見が多数になっていたため、粘らずにすぐ永住することになったそうだ。



こう言う世界の運命を左右する決断スピードも世界によって様々で生存確率に直結するよなと感心してしまった。



いい話が聞けたところだったのだが、このカーラインでは他にも様々な情報を独自調査し、販売していたので確認してみることにする。



・ダンジョンについて

・魔神の侵攻について

・ダンジョン永住権について

・世界の区分について



「え!みてよ!さっき話してたやつじゃないかな?」



「マジかよ!いきなり答えにせまれるのか!?」



「2人とも。一旦落ち着こう、そして、俺も気になる、早く買ってみよう」



俺たちは前から疑問になっていたことの答えがあるのではないかと3人でワクワクしながら情報を購入したいった。




・ダンジョンについて


このダンジョンは主に第一エリア、第二エリアにかつて存在した世界で構成されるダンジョンらしい。


ダンジョンは同じ階層の横移動が可能であるため、様々なダンジョンへ調査団を派遣して調査したのだとか。


ダンジョンの横の奥行きはかなりの数で彼らでも把握しきれていないとのことだった。



・魔神の侵攻について


魔神侵攻はダンジョンが世界に出現してから1年後に始まり、月に一回、戦闘空間へと転移し、魔物と戦う。これに負けても死ぬことはない。だが、現実世界で魔神による侵攻がその戦闘実績によって進んでいくのだ。その際出現する黒いエリアは何をやっても消えることはないそうだ。


そして、そこから出現する魔物も倒しても一定期間でまた復活してしまうのだとか。



・ダンジョン永住権について


ダンジョンの永住権はそれがあると周りの人々を引き連れてダンジョンに永住することが可能になる。この永住権は魔神の侵攻を一定回数勝利すると獲得できるらしい。20回の勝利で獲得した一例もあるが世界によって異なるらしい。


また、勝利回数が多ければ多いほど一緒に行ける人数を増やすことができるとの言い伝えもあるみたいだ。



・世界の区分について


これは先ほどの第一エリアや第二エリアの事なのだが、これはやはり並行世界のことを示すらしい。並行世界の人々は魔神侵攻を勝利していくと次第に敵が強くなり、共闘することになるみたいだ。また、ダンジョン内部50階層以降になるとダンジョン内で並行世界の人々とも階層の共有が起こることがあるのだそう。



今までわからなかったことが少しだけでも分かったことで胸の内が少しスッキリとした。




「有益な情報ありがとうございました!他にも情報が更新されたら是非買い取らせてください!今日はありがとうございました!」

この街で有名人のトシくんが最後に締めくくってくれた。



俺たちは会議所を後にするとてっちゃんが謎にウキウキしている。



「てっちゃんどうかしたか?」

俺は妙にニヤついてるてっちゃんに問いかけた。



「いや〜、なんか異世界感が満載でワクワクしねぇか?」


そこにトシくんも同調してくる。

「わかる!僕もなんかワクワクする!いろんな街の話聞いてるとさ、異世界漫画読んでる気分になっちゃうよね!」



「まぁ確かにな。てか、次に行くドラゴニアなんかてっちゃんかなり好きそうだよな」



「ハハッ!バレた?」



いつもの放課後、ホームルーム終わりに部室へ移動しながら次どんな漫画読む?とか、この漫画良かったよ!なんて事を話し合うようなテンションのまま、階層移動の魔法陣へと3人で足を踏み入れるのだった。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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