130話 vsドラゴンナイト
俺とドラゴンナイト一向は装備やアイテムを揃えてからファースの闘技場へとやって来ていた。
ルール設定で死亡、四肢欠損などをする攻撃が当たったら転送されるよう設定し、俺vsドラゴンナイト4人での実戦訓練が始まった。
闘技場にはMCの声が響き渡る。
『それではぁぁ!参りましょぉぉぉう!何と我らが金剛無敵のマサトォォチナツゥゥゥ!!!そしてぇ!対戦相手はマサトチナツの後輩パーティィィィ!ドラゴンナイトだぁぁぁぁ!!!』
怒号の様な歓声が闘技場を包み込む。
そして、ドラゴンナイトの前衛である山口、田口、浜田は素早く戦闘態勢を取り、野崎は後衛の為ひかえ目に戦闘態勢を取った。
俺は今回訓練のため久しぶりにクレイモアを使う。剣技はそこまで上手くはないがあの老騎士くらいのスピードなら問題なくだせるのでこれでいく。
『それでは試合開始ィィィ!!!』
「先輩!いくっすよ!」
ハンマーを持った田口を先頭に剣と盾を持った山口と長槍を持った浜田も続いて飛び出してくる。
そして、野崎は後ろで魔法の準備を始めている。
俺はなるべく老騎士の動きを思い出しながらその動きを真似て動いていく。
まずは田口に急接近し、頭上にクレイモアを振り下ろしていく。
ガキンッ!
「うわっ!」
俺のいきなりの攻撃を田口は盾でガードするが、衝撃が重かったようで勢いが止まる。
「魔法いくよっ!」
その時、後方から野崎の風魔法が飛んできた。
俺はその魔法を後方に一歩退き回避すると、その隙を狙ったかの様に身体強化をした浜田の長槍の突きが飛んでくる。
「やぁーッ!」
その突きをクレイモアの切先で弾いて逸らし、その流れで浜田に攻撃をしようとする。
が、次の瞬間浜田は身体に風を纏い後退していった。
「いいね、ヒットアンドアウェー」
俺は浜田の回避を褒める。
そして、浜田と入れ替わって山口が炎を纏った剣で攻撃してくる。
「ハァッ!」
俺はそれに反応し、斬撃を受け止めていく。
山口は鋭い攻撃を続けていくが剣速はまだ老騎士には及ばない。俺は受け身を終え、素早い攻撃に転換していく。息を付く暇も与えない俺の攻撃で山口が押されていくのがわかると浜田がまた加勢してくる。
浜田の突きを捌きながら山口に攻撃を加えていく。
その攻防をしている最中に横から田口が盾を前方に構えながら突進してきた。
俺は攻撃を中断せざるを得なくなって後退する。
先ほどの攻防やサポートでドラゴンナイトの連携はかなりしっかり取れている事がわかった。
1人が攻撃して、その隙に次の行動を他のメンバーがとり、苦戦していたらしっかりサポートする。
良いパーティだ。
さて、そろそろ終わりにするかな。
俺はさらに剣速を上げ、ドラゴンナイトの4人に老騎士より速い斬撃を浴びせていき、試合を終了させていった。
『試合終了ぉぉ!勝者ぁぁ!マサトチナツゥゥゥ!』
この後も5戦繰り返し、ドラゴンナイトにこの剣速を慣れさせていったのだった。
・山口のスキル
剣術C 盾術C 回避D 雷魔法D 炎魔法C
・田口のスキル
槌術D 盾術E 体術B 見切りB
・野崎のスキル
魔力増幅B 魔力回復C 風魔法C 水魔法C 回復魔法F
・浜田のスキル
槍術D 身体強化E 風魔法C
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