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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
魔神侵攻編

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129話 異世界漫画研究部



5回目の魔神侵攻は4回目と同じ黒いボスゴブリンだったが少しだけ大きかったかな?そのくらいの違いだった。


俺は今そのゴブリンを倒し、転送される前にいた部室へと戻ってきている。



夏休みももう終盤、高校生最後の夏休みはほぼダンジョンに潜りっぱなしだった。



青春は穴の中、と言ったところだろう。



でも、3人でいろんな敵を倒して、いろんな街を見て、強烈な思い出はできたんだ。

これも意外と青春なのかもしれないな。





そんな事を思っているとてっちゃんとトシくんも部室に転送されてきた。



「お!やっぱマサト早ぇな!」



「マサトくん、てっちゃんお疲れ、2人とも!どうだった?」



「さすがに楽勝だったよ」



「俺もだ!あたりまえだぜ!」




俺たちは早々にクリアしたが2年生の部員たちはまだ転送されて来ていない。


と思ったら山口と田口が転送されてくる。



「やっぱり先輩たち早いっすね!」

田口が笑顔でこちらへ寄ってくる。


「お疲れ様です。今回も黒いボスゴブリンでしたが、楽勝でした」

イケメン山口がクールに呟いた。



するとそのすぐ後に野崎、浜田も転送されて来た。



「お!ドラゴンナイト様ご一向全員帰還したぞ〜!」

てっちゃんはニヤニヤしながら山口を茶化しに行く。



「やめてくださいよ!山田先輩!俺、本気なんですから!」

山口は少し恥ずかしそうに怒っている。



「ナイト様〜❤︎ゴブリン倒して来たわよ!」

野崎が一緒になって茶化しにくるが、山口はそれを照れながら冷たくあしらった。




そこへ相川が教室のドアを開けて入ってくる。


「みなさんお疲れ様です!先輩たちの戦い、地球チャンネルでチェックしてました!この後、ドラゴンナイトの今後の活動方針ミーティングしてもいいですか?」



「もちろん、もうやろうか。ドラゴンナイトが育ってくれないと次の世代が育たないからな。ドラゴンナイトは今何階層にいるんだっけ?」

今後俺らが卒業した時のためにドラゴンナイトにしっかり託して行かないといけないからな。


ドラゴンナイトのマネージャーをしている相川が答える。

「夏休みの間に15階層に到着しました」



「お、結構順調そうだな。いいペースだと思うが無理はするなよ。死んだら元も子もないからな。もう街で装備とかアイテム揃えたか?」



「いいえ、まだです。何かおすすめはありますか?」



「トシくんに聞くのが一番だな、トシくん、ファースで使えるアイテムあったか?」


俺はトシくんに話を振る。



「そうだなぁ、まずは回復アイテムだね。ドラゴンナイトは魔力消費も結構ありそうだから魔力回復系のアイテムは必須だね、買い込んでおきなよ。あとは19階層のボスが老騎士なんだけど、剣速が速いから俊敏とか反応速度が上がる装備にするのもありかな!それからマサトくんかてっちゃんと訓練した方がいいかもね!」



「そしたら相川、明日ドラゴンナイトの予定空いてる?俺がドラゴンナイト連れて訓練してこようか?」

俺は相川に目線を移しながら話す。



「明日はちょうどダンジョン行く予定だったので空いてます!アイテムと装備もその時に揃えて来ます!」




俺たち異世界漫画研究部の部室ではクラン『DEC』としてダンジョンや異世界を研究しているというテイでこうやって日々集まり、ミーティングなどをしている。


みんなが集まれる場、学校という結構いい施設があるなら使わないとな。


ドラゴンナイトも面倒見が良く、新しく入った1年生の誕生日の早い人はもう試験を受けているので、しっかりと教育してくれている。ありがたい。



日本が暗黒化に飲み込まれるまではまだ時間があるはずだから少しでも多くの戦力を育てないと。

それは先頭を走り、後輩たちもいて、学校を使ってる限り、もはや義務くらいの感覚でいる。


でも、友達とか仲間とかって恥ずかしいけどこうやって集まったらそれはそれで意外と楽しいんだよな。








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