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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができて、先行者利益を得られたら〜  作者: 一日千秋
ダンジョン創世編

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116話 昇格試験

おはようございます。

私は6年くらい前に書いていた前作を途中で連載できなくなり、

10月頃に思い立ってまた今回の作品を執筆し始めました。

小説は素人すぎて誤字脱字のオンパレードや、謎の言い回しなどあるとは思いますが暖かい気持ちで応援よろしくお願いします。


そして、今日で本職の方が仕事納めになります。

年末年始の休みもできれば投稿していきたいと思いますが期待しないでお待ち下さい!


皆様、良いお年をお迎えください。




「それでは、マサトチナツ様。Fランクからの昇格試験に関する注意事項を読み上げます」


エルフのお姉さんが一度視線を紙に落とし、続ける。



「本試験は、当ギルド所属の上級スタッフが直接担当いたします。試験内容は実戦形式となり、参加者の安全は一切保証されません」


その言葉に、俺の表情は一瞬わずかに引き攣ってしまった。



「試験中に発生した負傷、後遺症、または死亡事故について、冒険者ギルドおよび関係機関は一切の責任を負いません」


お姉さんは感情を挟まず、事務的に言葉を重ねていく。



「使用武器に制限はありません。剣、槍、弓、魔導具、その他アイテムの持ち込みは自由です。また、スキル、魔法、補助能力等の使用も全面的に許可されます」



「昇格試験の受験には、手数料として一万Dコインが必要となります。支払いは前払いで返金は不可です」





お姉さんは新たな紙を取り出し、カウンターに置く。


「続きまして、魔法契約書の内容を読み上げます」




「本契約は、冒険者マサトチナツ様が昇格試験に自らの意思で参加することを証明するものです」



「試験中に生じたいかなる損害、負傷、精神的影響についても、ギルドおよび試験担当者に責任を求めないことを、契約者はここに承諾します」



「また、本契約は魔法によって拘束され、虚偽の同意、または契約違反が確認された場合、相応の魔法的ペナルティが課されます」



お姉さんは顔を上げ、俺を見る。目が合うと俺はすぐに目を手元に逸らした。


「以上の内容に同意される場合、この部分にお名前をご署名下さい」


俺は漢字で名前を書くと文字が一瞬光った。


「では、マサトチナツ様、あの扉の向こうにある訓練所へとお進み下さい。」



俺は席を立ち、扉を開けて中に入る。


中は体育館ほどの施設で模擬戦用の武器や防具などが壁にかかっており、中央には円形のステージが用意されている。


端の方では冒険者っぽいエルフが数人訓練をしていて、ステージには壮年の男性エルフが俺を待っていた。



「来たか。君がマサトチナツくんだな!私はこのギルドで戦闘訓練を担当しているアインズだ。よろしくな」


元気なイケおじという感じだが顔はやっぱり眩しいくらいイケメンだ。


「はい、チナツです、よろしくお願いします」



「早速だが試験を始めていこうか。説明は聞いてると思うから始めるぞ!いいな?」

彼は手に持っていたレイピアを自分の胸の前へ持ってくると戦闘態勢に移行した。



「はい!」

俺は気合を入れた返事をし、ナックルを装備し構える。




アインズはレイピアを構えた逆の手でクイクイっと手を動かした。こっちから来いと言うわけか。



よし、いくぞっ。


俺は足に力を入れ一歩踏み出し、アインズに突撃する。近寄っても避ける素振りがないので思いっきり右ストレートを打ち込んだ。


すると、アインズは一歩横にずれる事でストレートを躱わし、レイピアを動かし始める。


ヒュンッという音が早さを物語っている。



キンッ!


だがナックルでレイピアの切先をいなすとレイピアは俺の体から逸れていく。


キンッ


キンッ


キンッ


俺は全ての攻撃をいなしていく。




「マサトチナツくん!いい動きするじゃないか!テンポアップするぞ!」


突然アインズのテンションが上がり、レイピアのスピードが上がる。


キンキンキンキンッ!



俺はいなしながら、レイピアの攻撃の動き始めの動作を覚え、それが来る少し前にインファイトへと持ち込むため懐に潜り込む。



ドンッと地面を蹴り、ダッシュし、アインズに接近する。


ジャブを打った後に逆の拳でストレートを打つフリをして拳撃(弱)を放つとアインズは打撃回避の距離しか取っておらず、拳撃はアインズの腹に直撃した。



「ぐはっ、、」


アインズが少し前屈みになったところで俺はレイピアを鷲掴みし、攻撃を無効化する。



レイピアを俺の手から振り解こうとするが俺はそれを許さない。


「くッ!し、試験、終了だっ!」



俺は無事、昇格試験をパスすることができたのであった。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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