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ReWind  作者: 氷咲カウカ
2/2

門出

(…君、やっぱり)




僕はその言葉の意味が全くわからなかった。


「やっぱりって何がですか?」


彼女は俯きながら言った。

(いや、今は知らなくていい。君名前は?)


「僕はロアです。」


(、、ロアだけ?)


「親はいないので女王様が付けてくれた名前しか分かりません。」


(、、そうか。ロアくんは自分の出身は分かる?)


「いえ、、何も。すみません」


(いや、こちらこそすまない。そうか、それなら、、わかった。ロアくん君を旅に同行させてあげるわ。)


「ほ、ほんとですか!?」


(えぇ、だけど1日待ってもらえる?)


「はい、分かりました」


(じゃ明日同じくらいの夕方に、ここに集合ね)


「はい!」


僕は鼻歌を歌いながら地下に帰った。


ーーー

ーーーー

ーーーーー

次の日、僕は半信半疑で準備をした。

約束の時間の前についてしまった。


遠くから彼女が歩いてくるのがわかった。


(お待たせ、女王とは話は付けてきたわ。これ、ロアくんの門出のお祝いよ)


そう言って彼女は通行手形であるネックレスとフード付きの上着をくれた。


「あ、ありがとうございます」

え、あの女王様と話をつけてきた?

言ってることが理解できないまま、お祝いを貰い身につけた。


(じゃここは住みづらいしさっさと出ましょ。あ、そうだ。ロアくん、昼間は絶対フードを脱がないで極力日に当たらない、これだけ約束してくれる?)


「は、はい?」

女王と話をつけてきたとはいえ、僕が地下にいて処刑人をやっていたからかもと思った。


(よし、それなら出発ね)


「はい!」


僕は外の世界に希望を胸に外の世界に1歩踏み出した。

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