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ReWind  作者: 氷咲カウカ
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奴隷と旅人

沢山の伝承が隠され真相が分からなくなった世界。

その国は女王がすべての国だった。

冷たい床に手を触れながら僕は頭を下げ女王の言葉を聞いていた。

この床に手をつけるのは何回目だろうか。



女王 今宵は例のアレをしようと思っておる。お主にはいつもどおりの活躍をしてもらいたい。よいか?


「はい。女王様。」


女王 うむ。今日はお主には黒い服を着てもらおうかのう。では、期待しているからな。下がっていい。


「はい。」


この生活になれたのはいつだっただろうか。

この国は女王様が絶対の国。

奴隷の僕からすれば世界は女王様が中心に回っていてヘマをすれば僕はその世界から消えてしまう。女王様の好きな奴隷バトルの最終処刑人の僕は負けられない。

負けられない最終処刑人という場所まで来たのは1年前。

この国の住人は皆、金髪で茶色い目が普通だけど僕の場合は違かった。黒髪で黄色い目の色をしていた。変わった物が好きな女王は僕が赤ちゃんの頃に屋敷に招き入れ、地下の奴隷たちに預け育てた。育ててくれた奴隷の人たちはみんな死んだ。いや、殺された。女王に。

僕はこんな地下の生活じゃなくて外の世界に出てみたい。そのために死物狂いでこの地位まであがったんだ。だけど、、足りない。



僕は女王の家来から今日着る服を貰い受け、地下の自分の部屋に戻っていった。



グレマール国入り口


(いや〜ココらへんにあったはずなんだよねー)


門番 証明書がないなら入れませんよ


(あるよーでも、見つかんないだけ。待って!あ、帽子の中。あ!あった!)


門番 じゃ拝見します。え、あなたが貴族ですか。


(え、なに。文句あるの。)


門番 い、いえ!どうぞ!グレマールへようこそ


(はいーどうもねー)




城の地下


僕は今日も新品の服に着替えていく。

今日の奴隷バトルは外の国の人たちもくるから仮面をつけるんだったよね。

黒髪に黒い服、赤い仮面をつけて愛用の短剣二本をもって会場へ歩き出す。




地下の会場


ナレーター 今日は仮面舞踏会となっております。余興で女王様主催の奴隷バトルがあるので必見くださいませ。


今日は会場の作り方違うな…


ナレーター では余興の奴隷バトルを開催いたします!


 盛大な拍手と共に会場の中央以外の床がハズレ血の池がでてきた。


ナレーター 今回は特別に血の池を回りに用意しました。落ちても構いません。奴隷バトルは片方が死んだら終わりです。


すごい、血の匂いがする。今までとはどが違う

そんだけ、力を入れたパーティってことか

それから1時間ぐらいがたち、僕の番が回ってきた。


ナレーター では最後はウルフバロックvs女王のお気に入り死神です


僕はその紹介で会場にはいった。


(へえ〜あれが死神かぁーお手並み拝見)



ウルフバロック ここまで勝ち残ったのはオレの実力だ。お前もそうして残ってきたんだろうが女王のお気に入りは今日までだ。


「そうですか。」


そう言い笑いけるとウルフは眉間にシワをよせた。


ナレーター では、開始。


ウルフバロックはポケットから青い液体のはいった瓶をだし、一気にその液を飲み干した。

すると、体格が一気に変わった。

あ、やばいかもって思った時には頭を掴まれ血の池に吹き飛ばされていた。


ゴボゴボ…

空気が出るたびに口に大量の血が入ってきた。

その入ってきた血をごくんと呑み込んだ時に体中が焼けるように暑くなり血の池からでた。


血の池から出ると拍手がした


ウルフバロック まだ、生きてたのかよ。次こそ殺してやる


今までになく体が軽い。二本の短剣を持ち息を吸い込み1、2、3と軽く跳躍をして走り出す。

ウルフの動きがすごい鈍く見える。遅く見えすぎて笑っちゃう。


(笑ってる?)


ウルフバロック 強くなってるはずなのになんで怪我させられないんだ。


「君が遅いから」


僕はそう言い残して彼を切り刻んだ。



会場を出ると一人の女の人が立っていた。


(ねぇ君)


「…なんですか」


(さっき笑ってた?)


「あ…いや、わざとじゃあなたは外の人ですか?」


(そう、旅してる)


「え!それならお願いです。連れて行ってください」


(それは無理)


「…なんでですか」


(君はこの地下から出ないほうがいい)


「…そんな、そんなのあんまりだ!僕はここを出たくて生きてきたのに!」


(じゃ私は行くわ、話しかけて悪かったわね)


「ま、待って!」


手を肩に当てようとした瞬間

剣が首元にあたった。

でも、僕も短剣を彼女の首元にやっていた。


(…君、やっぱり)


僕はその言葉の意味が全くわからなかった。

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