2話 世界大会への挑戦
ゼラ︙はい、履歴書よ。
テツ︙お、サンキュー。
…って ほぼ何も書いてないじゃねぇか!?
ゼラ︙1000年間封印されてたから
書くことがなくて…
テツ︙全く… 大会に事情を説明しておくから
準備しておけ。
ゼラ︙分かったわ。
大会当日
司会者︙本大会は、トーナメント式になります。
4番と8番 戦闘準備をお願いします。
ゼラ︙8番、私だわ。 4番は…
???︙4番は俺様、大和原暁だ!
お前、強そうだなあ?楽しませてくれよ!
ゼラ︙(ヤンキー……か。只者ではなさそうね。)
司会者︙戦闘、開始!!
ゼラ︙あら、竹の棒1本で戦うのかしら?
暁︙ずいぶんと舐められたものだな!
俺はただの不良じゃねえ、和の不良だ!!
竹林斬!!
ゼラ︙(最強者が発動しないってことは、
そんなに強くないってことね。)
隙だらけよ。
暁︙なっ!?
ゼラ︙普通の人なら隙のないように見えるけど
私は1000年以上生きてる
ベテランだから通れるの。
ラクトメース!!
司会者︙勝者、ゼラ!!
ゼラ︙(1回戦は勝ったわ。)
テツ︙おーい、ゼラー!
ゼラ︙あら、参加しないって言ってたじゃん。
テツ︙そうなんだが、1人欠席者がいてな。
空いたから参加することにした。
ゼラ︙あんた何番?
テツ︙5番だが?
ゼラ︙次の準決勝戦あんたと私よ。
テツ︙?!マジかよ?!
ゼラ︙出し惜しみ無しね。
テツ︙うわー… 負け確定…。
司会者︙次は、5番と8番!
戦闘準備をお願いします!
それでは、戦闘開始!