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んた  作者: ぷLUトo
4/13

なんかさぁ、青空に小さくぽつんと浮かんでるあの目立ちたがりの雲あるじゃない

あれ見てるとなんか自分だなぁって思ったんだよ

俺はみんなとは違うんだって言っちゃったりして

俺は夜空に輝く星になるんだって思いあがっちゃったりして

星空に向かってプカプカ浮かび上がってるわけだよ

空しいよね?

だって、カンチガイなんだもん

あのきれいに光り輝いてるお星様たちは石で

あいつは空気なんだもん

それなのにキラキラ光って目立ってるお星様たちを見続けたせいで

なんかカンチガイしちゃって

ああやってお空にプカプカ浮かびに行ってんだよ

でもってそんなことをずっとしてる内にさ

自分保てなくなって

だんだん薄くなって

終いに空に還るわけよ

空気にできることなんてみんな一緒だからね

なんか集まっちゃって、苦しみ分かちあって、地面を潤すくらいなんだよ



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