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小春日和

「小春日和って、冬の季語なんだよ」


 うそつけ、と思ったが、ネットで検索してみるとどうもそうらしい。


 隣で偉そうに俺を見下げるコイツの表情が癪に障る。


「ったく、なんで高校生にもなって俳句なんかを冬休みの宿題に出すかな」


「あんたみたいに国語力が低いガキが増えてるからじゃない?」


 やかましい。


「だったらお前、一句詠んでみろよ」


「早くして 小春日和を 待ちぼうけ」


「なんだそれ」


 ふふん、という笑みに、胸がざわついた。

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