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夕焼けのトランペット

 トランペットの寂しげで悲しげな音色が、放課後の土手から響いている。

 吹奏楽部員の自主練習だろうか、それともアマチュアの人だろうか。

 とてもうまいというわけでもないが、とても下手というわけでもない。

 どこから鳴っているのか気になって、ちょっと土手を散歩してみることにした。

 夕暮れ時の土手は空のオレンジ色が川に映り込んでいて綺麗だ。

 どんどん音が近くなっていく。

 しばらく歩いていくと、鶫橋が見えてきた。

 どうやらそこから鳴っているようだ。

 僕はそこであることに気づいた。

 鶫橋で夕日を見ながら告白すると成功率が高くなるというのを耳にしたことがある。

 僕が学生だった頃からの伝説である。

 ということはこのトランペットはもしかして。

 僕は引き返すことにした。

 背中の方でまだ鳴り続いている音色は、やはり短調のままである。

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